大人の胃にも優しい、ごま油とニンニクがたまらない!これぞ新しい「なすの今井焼き」 #今井真実さんの思い出レシピ

大人の胃にも優しい、ごま油とニンニクがたまらない!これぞ新しい「なすの今井焼き」 #今井真実さんの思い出レシピ

結婚したばかりの頃、夫が「なす使っちゃっていい?」と作ったのは、なすをごま油で焼き、にんにく醤油で食べる料理でした。
昔は友人によく作ってあげて「なすの今井焼き」と呼ばれていたのだそう。
たっぷりごま油を吸って、こっくりと柔らかくなったなすに、刺激的な生のにんにくの香り。うう、確かにこれはたまらない!おいしい!とビールをあおったものでした。
…そう、若い時は。
だんだん、食べ終わると胃が重たくなるように…。いつの間にか夫も作らなくなってしまいました。
でも、ふと思い出すんです。あの味、あの刺激。ちょっと恋しい。ならば新しくレシピを作ろうとできたのが、私の「なすの今井焼き」です。


材料(2人分)


  • なす 1本(約150g)
  • ごま油 小さじ1
  • 醤油 小さじ2
  • にんにく 1/2かけ

作り方

なすのへたを切り落とし、たてに4等分に切ります。


フライパンの上に並べ、なすの両面、全体にごま油を塗るように馴染ませます 


皮を下にして並べ、蓋をして中火にかけます。



2〜3分したら裏返します。
蓋をして、更に2分ほど焼きます。


焼き上がったなすを少し寄せてスペースを開けて、にんにくのすりおろしとお醤油を入れます。
刺激的な香りがなくなるまで、にんにく醤油に火を通したら、なすに和えて出来上がりです。




「お!久しぶりの今井焼きじゃん!」と夫と食べて、顔を見合わせます。

「おいしい…」昔食べたあのなすと変わらぬ中毒性のある豪快な味!これはぺろりだね、とあっという間に食べてしまいます。
刺激的なにんにく醤油も火を通すことで味わいがぐっとマイルドに。軽い食べ心地になります。

なすをジューシーに仕上げるためのごま油も少なくしたものの、蓋をして蒸し焼きにするからエキスが溢れる柔らかな仕上がりに。皮から焼き始めると色も艶々です。

簡単だけど、いろんなコツを盛り込んだレシピ。大人のための新しい「なすの今井焼き」です。

撮影:今井裕治

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「いつものくらしに、ひとてまかける。」がコンセプト。 伊藤忠エネクス運営のwebメディア「hitotema」です。 お金と時間には限りがあるけど、節約や時短ばかりじゃつまらない。 専門家ライターと食いしん坊な編集部が、日々の生活を彩る情報を届けています。
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