©tumutumuo
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お金を返す気はなく、ひたすら逃走するママ友
遠くから引っ越してきて、慣れない土地での人間関係に困っていた主人公のカモ田さん。クレ子さんはそんなカモ田さんのさみしい気持ちにつけこみ、一緒に入ったカフェ代を建て替えさせ、何かと理由をつけて返さないといった行為を繰り返していました。
ストーリーはカモ田さん視点で主に語られ、クレ子さんの悪意に気づくまでがリアルに描かれます。友だちになってくれたと思っていた相手に悪意を感じたとき、きっと寂しくつらかったことでしょう。
カモ田さんがクレ子さんに「お金を返して」と言って追いかけるとき、加害者であるクレ子さんに移る場面があります。
カモ田さんを利用する心情があらわになり、読者としても怒りを覚えるこのシーン。カモ田さんは、悔しさのなか負けじとクレ子さんを追いかけますが、「警察を呼ぶ」の一言にその場を離れるしかありませんでした。
怒りを見せる夫は、妻の強い味方
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今まで金銭面で厳しかったカモ田さんの夫でしたが、妻からの「ケチ」の一言で猛反省。お小遣いで購入してきたお酒を渡して仲直りするものの、クレ子さんの一件で怪我をした妻の手を見て「なんだよそれ」と強い言葉を放ちます。
カモ田さんは少しおびえるも、夫は自分を心配してくれていると知り、強い味方を得たことに安心感を覚えたようです。カモ田さんの夫は、冷静な判断でクレ子さんの夫と話すと決意します。
いざというときに頼りになる家族がいるのは、心強いですね。
配信: ママリ