©ママリ
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選択したのは『特別養子縁組』という制度
主人公は、ひとつ年上の夫と仲良く暮らしている女性。2人だけの生活も充実していたものの、やはり子どもがほしいと望んでいました。
あまり焦ってはいなかったものの、なかなか子どもができず年齢のこともあるため、結婚して2年目のある日、病院で検査してもらうことに。すると、判明したのは実子が望めないという事実。
不妊治療をするなどの選択肢もありましたが、海外生活で養子縁組を身近に感じていた2人は、「特別養子縁組」を選ぶことにしたのです。
生まれたばかりの「わが子」と対面
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特別養子縁組の手続きをしてしばらくたったある日、児童相談所から「特別養子縁組希望の子がいる」との連絡が。夫婦は、生まれたばかりのわが子「おにぎりくん」と対面することになったのです。
この日から主人公は、対面する前や対面後の思いをおにぎりくんに向けて手紙でつづり始めました。
そしていよいよおにぎりくんとの対面。おにぎりくんを抱っこした主人公は、おにぎりくんを心からいとおしく思い、これまであったつらかったことは、すべてどこかへ飛んで行ってしまうほどだったと記録しています。
特別養子縁組で家族になるわが子との対面。感無量だったのではないでしょうか。読者としても、たくさん悩んだ2人がおにぎりくんと出会うことができ、幸せな気持ちになるシーンでした。
配信: ママリ