母になって初めてわかった、天国にいる母が当時いだいていた「本当の気持ち」

母になって初めてわかった、天国にいる母が当時いだいていた「本当の気持ち」

皆さんにとって母はどんな存在ですか?どのような思い出がありますか?甘えたり、反抗したり…母親はいつも特別な存在ではないでしょうか。今回ご紹介する作品は、そんな母親との思い出を描いたもの。かなこさん(仮名)の体験談です。主人公・かなこはすでに母親を亡くしていますが、当時のことを鮮明に覚えているようです。切なさの中に家族の愛情を感じる漫画『天国の母へ』を紹介します。

エゴと言われても、いつか届いてくれたらと願う

©ママリ

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かなこが亡くなった母への思いを語るシーンも、個人的にはとても共感できました。

筆者が母親になって思うことは、自分の母親がいかに偉大かということ。なんだかんだ、やりたいことを尊重してくれていました。反抗期の自分を受け入れてくれました。進路で何度も衝突したけど否定はされませんでした。母は一番厳しい人ですが、一番心配をしてくれた人でもあります。

高校受験の合格を伝えたとき、電話口で「やったー!」と叫ぶ母の声が後ろから聞こえました。いつも冷静な母親がそんな風によろこんでくれたことは、今でも印象深い思い出として記憶しています。

この漫画を読んでいる途中、いずれは私の娘も母である私に「過干渉」と思う日がくるのかもしれないと、関わり方を少し反省しました。しかし、最後まで読むと、そんなうっとうしさやわずらわしさも、最後に「愛情」として伝わるなら良いのではないかと思うことができました。この気持ちがエゴだと言われてしまえば、それまでではありますが…。

かなこが母の愛に気づいたように、わが子にもいつか母の気持ちが伝わる日がくればよいなと思える作品でした。かつて娘だった方にも、今母として奮闘している方にも読んでほしい作品です。

イラスト:葉-YOU-

原案:summersnow

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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