その後は怠惰な行動のオンパレード
なんとか片付けが終わって新生活が落ち着くと、次は彼の怠惰な行動が気にかかるようになりました。ゴミは放置したまま、使った食器や工具を片づけない、電気はつけっぱなし。まったく行動しない彼に代わって、休みのたびに私が片づけや掃除をすることになるのです。
こんな日々が続けば、結婚生活を楽しく思えるはずがありません。自分の気持ちが彼から離れていく感覚をひしひしと感じ、「このままではいけない!」と思った私は、時間をつくって夫婦会議をおこなうことに。彼に話し合いを持ちかけました。
夫婦会議で対策を練った結果…
最初は、私が怒っている意味がわからず、きょとんとしていた彼。というのも、彼は家が散らかっていても一切気にしない人なので、それによって私がストレスを溜め込んでいるなんて、みじんも思っていなかったのです。そのため、まずそこから伝えて彼に直してほしいところをひとつひとつ説明しました。
最終的には「気づかなくてごめんなさい」の彼という謝罪のあと、ゴミ箱は彼がいつも座る場所の近くに置く、一部の電気は自動感知機能の付いたものにする、彼専用の収納ボックスを作るなど、二人で具体策を立て、どうにが解決策が見つかりました。
ついでに、食器洗いとゴミ出し係は私、トイレとお風呂掃除は彼と、家事も分担することに。その後は、私が「いつまでに、これを収納ボックスにしまってね」と片づけ方法を明確にして伝えたら、彼はちゃんとやってくれるようになりました!
それでもまだ、ゴミを放置したり掃除をし忘れたりすることもあって、やっぱり彼は今も片づけが苦手。でも、それを毎回指摘するのはやめるようにしていて、「仕事を頑張ってくれているもんな……」と思いながら、ときどきは彼に代わって私がそっとゴミを捨てたりしています。
結婚前は、彼はきれい好きな人と思っていました。でも、結婚して一緒の家で暮らすことになり、彼の素顔が明らかになってとてもがっかりしました。
彼も仕事が忙しいので、私生活の片づけや整理整頓がおろそかになってしまうのも仕方ありません。私も「やってあげているのに!」という気持ちが強くなってしまって、彼をいたわる心を忘れかけていたと思います。怒り口調で指摘していた点も反省して、彼に声をかけるときは「○○してね」と、語気を柔らかくするよう気をつけるようになりました。
共同生活はお互いを思うことが大切。そして、お互いの心情をさらけ出すためにも話し合う時間を設けて、二人が快適に暮らせるよう対策を練るのが大事だと学びました!
文/宮家 萌さん
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
ムーンカレンダーサイトはこちら!
配信: ベビーカレンダー(ライフ)
関連記事: