【サポーターズ便り】Vol.17「香川漆器」とテーブルコーディネー(香川編)

【サポーターズ便り】Vol.17「香川漆器」とテーブルコーディネー(香川編)

13名からなる「おうちごはんサポーターズ」企画、今回は1記事まるっとサポーターズさんの地元の魅力を発信します!第5弾は香川県の伝統工芸にもなっている「香川漆器」です。料理好きさんなら、旅先で器を購入することもあると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【香川県編】おうちごはんサポーターズによるご当地企画

こんにちは!
おうちごはんサポーターズ、香川県担当の@izakaya_ayaoです。

今回は、「香川漆器」と「香川漆器」を使用したテーブルコーディネートのご紹介をしたいと思います。

「香川漆器」は、とにかく多彩なことで有名。黒や朱のみでなく、色々な色が使われている商品がたくさんあります。

また、技法には「蒟醤・存清・彫漆・後藤塗・象谷塗」があり、香川の伝統的工芸に指定されているんです。

金属系カトラリーが使える「香川漆器」

私が今回ご紹介したいのは、金属系カトラリーが使えるという漆器です。

「え? 漆器に金属?」と思った方が大半ではないでしょうか?

そうです、漆器に金属系のナイフ・フォークを使うのはNG行動ですよね。でも、「香川漆器」には、金属系カトラリーが使える漆器があるんです。

それが、石粉塗りの漆器です。

石粉塗りとは、香川県原産の「庵治石(※)」の粉を漆と混ぜて塗る技法のこと。

この技法により、金属系のカトラリーの使用ができるようになりました。

そして、一般的な漆器とは違い、陶器のような見た目ですよね。この漆器を使用すれば、毎日の食卓コーディネートの幅も広がります。

※庵治石とは、高松市の牟礼町、庵治町で採掘される良質な花崗岩のこと。「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれるほど、固くて丈夫です。

和モダンなコーディネート

例えば、こんな風にグラスを重ねてもOKなので、和モダンなコーディネートにも◎。
(想定季節は秋)

カトラリーを変えて洋風なコーディネート

そして、金属系カトラリーが使えるからこんな風にも。
(想定季節は冬)

いかがでしょうか?

漆器の存在感を活かして2パターンのコーディネートをご紹介しましたが、使った食器は実はほどんど同じ器なんです。

変更したのは、折敷とカトラリー部分のみ。

質感や見た目が特徴的なので、同じ漆器を使ったとしても少しコーディネートを変更すれば、和にも洋にもアレンジできてしまうんです。

和風テイストなごはんはもちろん、洋風の料理をのせても漆器に映える素敵な食卓コーディネートができちゃいます。