「早く乾かす」のが優先?
2019年6月6日(木)、ダイキン工業株式会社が、「住宅内空気の困りごとと部屋干しに関する実態調査」(対象:首都圏在住、核家族世帯の既婚男女400名)を発表しました。同アンケート調査には、「Q.あなたのご家庭で洗濯物の部屋干しをする時に、何か工夫をしていることはありますか?」との問いがあるので、これを参考に見ていきましょう!

もっとも多くの票を獲得した「洗濯物同士の干す間隔をあける」でも、28.3%とやや低め。何か別の器具や用具がなくてもできる、手っ取り早く対策できることのひとつですよね。洗濯物同士の間隔をあければ、風の通りがよくなるのでわずかかもしれませんが、たしかに乾くのが早くなりそうです。
2位は、「エアコンの風を当てる」。23.3%を獲得しています。部屋の温度管理をしつつ洗濯物も乾かせるので、まさに一石二鳥!?
3位には、「扇風機やサーキュレーターの風を当てる」が続きます。こちらも2位「エアコンの風を当てる」と同様、意図的に風を当てて洗濯物が乾くのを早める狙いがありますね。部屋干しの場合、外に比べ風(空気)が循環しにくいでしょうから、有効な手段のひとつかもしれません。
4位は、19.2%獲得の「浴室乾燥機を使う」。便利な浴室乾燥機ですが、その間はお風呂に入れないし、この機能を完備している人ばかりではないはずなのでこの順位になった?
そして5位は、「部屋干し用洗剤を使う」でした。1~4位までは早く乾かすことを目的としているようですが、これはニオイ対策のひとつ。最近は、部屋干し用の洗剤の種類も増えてきた感があるので、積極的に取り入れていきたいところです。
「梅雨は洗濯物が…」と嘆くばかりではなく、みなさん色んな工夫をして乗り切っているようですね。すぐに取り入れられるものばかりなので、一度試してみてはいかがでしょうか?
(文・明日陽樹/TOMOLO)