【二十世紀梨記念館発】え、ココに入れる!?「梨団子」作ってみた!成型しづらいほどの"ゆるフワ"生地♡

【二十世紀梨記念館発】え、ココに入れる!?「梨団子」作ってみた!成型しづらいほどの"ゆるフワ"生地♡

生食だけじゃない梨の食べ方を発信している鳥取県の「二十世紀梨記念館」。前回は「梨のヨーグルトドリンク」を紹介しましたが、第2弾は、まさかの「梨団子」です。団子といっても擦り下ろした梨入りゆえ、生地は超ゆるフワ状態…。丸く成型するのはほぼ不可能なので、こんないびつ(いや個性的)なフォルムをしております。さて、気になるお味のほうは…。

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「梨団子」は、鳥取二十世紀梨記念館が公開しているレシピ。もちろん、材料にも『二十世紀梨』を使います♪

甘くさっぱりとした果汁とシャリシャリっとした歯ざわりが特徴のおいしい梨です。

材料(4人分)
二十世紀梨…1/2個(約150g)
上新粉…100g
きな粉…大さじ4
砂糖…大さじ2〜3
塩…少々

団子の材料は梨と上新粉の2つ。

上新粉は串団子やういろうなどに使われ、うるち米が原料です。
白玉粉などで作る団子より粘りはないものの、歯切れがいいのが特徴。

団子にまぶすきな粉には、砂糖と塩を混ぜます。

左から塩、砂糖、きな粉

作り方
1.  梨は皮と芯を除いて擦り下ろし、上新粉と混ぜ合わせてよくこね、団子に成形する。

こちらが擦り下ろした梨です。
たくさん果汁が出ているため、他の水分を入れなくても大丈夫!

擦り下ろした梨と、上新粉を合わせて混ぜます。

途中経過がこちら。
粉っぽさがまだあり、ところどころダマになっています。
もっとこねていきましょう!

さらにこねると、水分が粉になじんで、なめらかになりました。

2.  たっぷりの湯を沸かして、1を団子状に成型しながら鍋に入れる。

ここでポイント!!!
タネを団子に成形するときには、手を濡らすべし!
濡らさずに団子のタネを触ると、手にくっついて丸めるどころではありません(汗)。

しっかり手を濡らして、なんとか5個に分けて鍋に入れました。

別の方法としては、カレースプーン2本をしっかり濡らし(もしくはサラダ油を塗り)、一方のスプーンでタネをすくって、もう一方のスプーンをタネに被せるようにして成型しつつ鍋に入れれば、上手くいくと思います!

3.  タネに透明感が出てきたら、鍋から上げて水気を切る。

茹で加減が目視ではわかりづらいので、たびたび箸で引き上げて様子を見つつ…だいたいこのくらいの色で鍋から上げました。

4.  きな粉と砂糖、塩を混ぜ合わせ、3にまぶす。

きな粉の用意ができました。たっぷり!

それでは、茹で上がった団子にきな粉をまぶして完成です!
早速いただいてみましょう♪

かなり食べ応えのある食感。なるほど、梨のほんのりした甘さを感じます!
甘いきなこに絡んで、和テイストな間違いのないおいしさ~♡

普通のお団子より、ちょっとフワッとさっぱりしています! これは擦り下ろした梨によるものでしょうか!?

こちら、厚めに丸めたもの。中心部が白く、ねちっとした食感でした。

こちらは(ハプニング的に)薄めに丸めたもの。
全体的に透明感があるのが伝わりますでしょうか?
こちらの方が、口当たりが軽めに仕上がりました。

厚めに丸めてしまうと茹で加減が分かりづらいので、小さめに成形してもいいかもしれません!

梨ってこんな調理もありなんですね~! 和風食材との相性もばっちり◎
上新粉だけで団子を作ると、もっちりしすぎて食べづらいこともあるんですが、梨を入れることで若干ふんわりとして食べやすくなると思います。

手軽に作れますので、みなさんもぜひお試しくださいね♪

『二十世紀梨』ってどんな梨?

ところで、今回使用した二十世紀梨ってどんな梨か、みなさんご存じですか?

二十世紀梨は、鳥取県で100年以上の栽培の歴史を持ちます。
明治時代、松戸覚之助(千葉県松戸市)に発見され、「新世紀の王者になるだろう」と付けられた名前だそう。

特徴としては、シャキシャキとした食感と、たっぷりジューシーな果汁、酸味と甘さのバランスのとれた爽やかな味。
食感でも味でも魅了する梨なんですね!

産地直伝、おいしい梨の見分け方!

梨はどれもおいしいけれど、甘味や酸味にばらつきがあるのも確か。
今回は産地から、おいしい梨の見分け方を教えてもらいました!

見た目からわかる特徴は…
・全体的に緑黄色になり、緑色の中に黄色い模様が散在して見える( いわゆる「トラ熟れ」)もの。
・軸が細く、肩と尻の張った扁平なもの。
・色つやがよくて重量感があるもの。

また、皮をむいた時にべとべとするのは、熟度も進み甘味がのった証拠だそうです。

二十世紀梨は熟度が進むと、果色が黄緑色から黄色になります。
シャキシャキとした食感が好きな方は黄緑色のもの、甘さ重視の方は黄色のものを選ぶと良いとのこと!

お店で選ぶ際に参考にしてみてくださいね ♪

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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