【れんこん農家直伝】切って焼いて塩こしょう、以上!「厚切りステーキ」はシャキシャキ食感の極み~!

【れんこん農家直伝】切って焼いて塩こしょう、以上!「厚切りステーキ」はシャキシャキ食感の極み~!

独特の食感が楽しめるれんこん。でも、下ごしらえや調理に手間がかかりそうで…。そんな方にオススメしたいのが、千葉県成田市のれんこん農家 糸川有美(あゆみ)さんに教わった「れんこん厚切りステーキ」です。作り方は切って焼くだけ、味付けは塩とこしょうのみと超いさぎよし!素材の旨味を堪能できるスピードレシピ、さっそく作ってみましょー♪

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「れんこん厚切りステーキは、わが家の定番メニュー。ただ焼くだけでも十分おいしいですよ!」(糸川さん)

食べ応えバツグン「れんこん厚切りステーキ」

材料(作りやすい分量)
れんこん…1節(300g)
オリーブオイル…大さじ1
塩…適量
こしょう…適量

作り方
1.れんこんは皮付きのまま1cm厚さの輪切りにする。

2.ボウルに1を入れ、10分ほど水にさらす。

3.フライパンにオリーブオイルを熱し、2を入れ中火で焼く。

両面に焼き色がつくまで、じっくり焼いていきましょう!

4.塩とこしょうで味を整えて、完成。

本当に焼くだけ。あっという間に出来ました!厚切りなので、お皿に盛りつけるとなかなか存在感があります。では、いただきまーす!

おお、すごいシャクシャクしています!この食感、たまりません~。シンプルな味付けだからか、れんこんの旨味をしっかりと感じられます。食べ応えもあって大満足です!

「ステーキソースやドレッシングなどで食べてみたのですが、塩とこしょうの組み合わせが一番おいしいです。わが家の2歳の息子も喜んで食べますよ」(糸川さん)

みずみずしく軽やかな口当たりで、疲れて食欲のない時にも、これならパクパク食べられそう!みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

れんこんは蓮の根じゃなくて茎部分!?

水上に大きな葉を広げ、美しい花を咲かせる蓮。漢字で「蓮根」と書くれんこんですが、実はわたしたちが食べているのは蓮の「根」ではなく「地下茎」部分なのだそう。

「れんこんは専用の田んぼや沼地の中で育ち、葉や花は水上に、根や茎は泥の中にあります。この茎に栄養がたまってふくらんだ部分がれんこんですよ」(糸川さん)

そんなれんこんは、4~5月に種を田んぼに植え付け、丁重に手入れを行い、7月から翌年の3月まで出荷されます。

「地域によっても異なりますが、基本的にれんこんは長期間収穫が可能。今は収穫と並行して、雑草取りで忙しい毎日を過ごしています。雑草と言っても土に生えた草ではなく、浮いている水草なので網ですくいあげるんです。雑草が多くなると田んぼの中に日光が入らなくなり、れんこんがきちんと育たなくなってしまうので、とても大切な作業です!」(糸川さん)

大切に育てられたれんこんは、泥の中から手作業で掘り起こし、その日のうちに農産物直売所やスーパーの店頭に並びます。

「収穫したてのれんこんは表皮や断面が真っ白。アクもほとんどないため、水に漬けるだけで下処理は完了です。新鮮なれんこんを見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!」(糸川さん)

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糸川農園

糸川有美さん

茨城県出身。夫の敦さんとともに、千葉県成田市でれんこん農家として新規就農。金澄系の品種を中心に約2.5haで栽培している。有機質肥料による土づくりにこだわったれんこんは消費者から好評で、JA成田市の宝田農産物直売所のほか、地域のスーパーなどに出荷。現在、3人の子育てに奮闘中。※糸川農園ではアルバイトを募集中。問い合わせは090-4950-5006(敦さん携帯)まで。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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