授乳ケープは必要?持っておくべき理由とおすすめ7選を紹介

第150回 みんなが共感!ママのお悩み
授乳ケープは外出時や義実家など、お出かけ先で授乳が必要なときに便利です。すっぽり覆うことで、赤ちゃんが落ち着いておっぱいを飲めるでしょう。荷物に入れておくと安心な授乳ケープのおすすめを、選び方と併せて紹介します。

用意しておくと便利な授乳ケープ

お腹が空いて泣く赤ちゃんをあやしながら、授乳できる場所を探すのは大変です。赤ちゃんにおっぱいをあげているママは、お出かけ前に「授乳スペースがあるか」を必ずチェックしているのではないでしょうか。授乳ケープがあれば、そんな心配も軽減できます。

周囲を気にせず授乳ができて赤ちゃんも安心

授乳ケープは外出先で赤ちゃんがぐずり始めたときなど、急いで授乳したいときに便利です。授乳室がなかったり混んでいたりしても、赤ちゃんごとカバーすることで場所を選ばずに授乳できます。

義実家や車の中など、人に見られずに授乳したいときにも授乳ケープがあれば安心です。赤ちゃんもすっぽり覆われるので、おっぱいを飲むことに集中できるだけでなく、ママと一緒という一体感も得られるでしょう。

授乳するとき以外は、ブランケットやストールとして使えるものもあります。お出かけの際にベビーカーに掛けたり、ママが身に着けたりすれば荷物にならないのもメリットです。

授乳ケープを選ぶポイント

授乳ケープを購入するなら、赤ちゃんもママも満足できる1枚を選びたいものです。多くの商品のなかから選ぶときに、チェックしたいポイントを紹介します。

授乳ケープのタイプ

授乳ケープには、ポンチョタイプ・ストールタイプ・エプロンタイプの3種類があります。

ポンチョタイプは、赤ちゃんごとすっぽりカバーできるのがメリットです。360度、隙間なく覆うことで「見えてしまうかも」というママの心配も解消されます。紐の調節なども不要で、ママがかぶるだけなので、急いで授乳したいときにも便利です。

ストールタイプは一見授乳ケープと分からないデザインのものが多くあります。ママがファッションのアクセントや防寒用として身に着けて、お出かけすることも可能です。赤ちゃんの日除けや防寒に活用したり、ベビーカー用のブランケットにしたりしてもよいでしょう。

エプロンタイプは首から掛けるだけで使えるので手軽です。赤ちゃんの様子を見ながら授乳できる・小さくたためてかさばらないといったメリットもあります。ただし、ママの背中側はカバーできないので、中に着る服は捲らなくても授乳できるものにしましょう。

素材

授乳ケープの素材は、赤ちゃんを包み込むことを考えて、綿100%ガーゼのような肌触りのよいものを選びましょう。赤ちゃんが汗をかいたり、おっぱいを吐き戻したりしたときにも手軽に洗えるので便利です。

授乳中は赤ちゃんだけでなくママも暑さを感じやすいので、特に春夏は通気性のよい綿やレーヨンといった薄手の生地をおすすめします。UVカット加工を施したものなら、紫外線対策にもなるので安心して使えるでしょう。

秋から冬にかけては、授乳するママが寒くならないような厚手の素材が適しています。化学繊維は静電気が起こりやすいので、天然素材のものがよいでしょう。

持ち運びのしやすさ

赤ちゃんとのお出かけはどうしても持ち物が多くなります。必要とはいっても、授乳ケープがかさばると持っていくのが面倒に感じてしまうかもしれません。なるべくコンパクトにまとめられるものがおすすめです。収納袋が付いていれば、より持ち運びしやすいでしょう。

ポンチョタイプやストールタイプの授乳ケープなら、ママがアウター代わりに身に着けたり、首に巻いたりしてお出かけできます。また、ベビーカー用のブランケットとして、あらかじめセットしておけば荷物になりません。

授乳ケープとしてだけでなく、様々な用途のあるものを選ぶと、お出かけ時の持ち物を減らすことにもつながります。

デザイン

授乳ケープの色や柄も、実際に使うママにとっては重要なポイントです。授乳が楽しくなるようなデザインを選びましょう。シンプルなものやカラフルなもの、キュートなものなど、普段のファッションのテイストに近いデザインを選ぶのがおすすめです。

例えば、同系色でまとめれば全身に統一感が出ます。授乳ケープだけが浮いてしまうこともなく、おしゃれな印象です。

モノトーンの洋服が多いママなら、色柄のある授乳ケープがアクセントになってくれます。授乳ケープもコーディネートの一環と考えれば、選ぶのが楽しくなるでしょう。

ポンチョタイプの授乳ケープおすすめ3選

ポンチョタイプの授乳ケープは、ママがかぶるだけでどこでも授乳できるというメリットがあります。デザインによってはアウター代わりにもなる、便利なポンチョタイプのおすすめを見ていきましょう。

コッパーパール「授乳ケープ マルチ ユース カバー」

ママの体に優しくフィットして、授乳中の赤ちゃんもしっかりカバーする授乳ケープです。360度、隙間のないデザインなので、赤ちゃんが体を動かしてもはだけたり周囲に見えたりする心配がありません。

素材には肌触りのよいレーヨンと伸縮性に優れたスパンデックスを使用しています。簡単に装着できる上、襟元を伸ばすことで赤ちゃんの様子を確認しながら授乳できるというメリットもあります。

授乳ケープとしてはもちろん、ベビーカーのシートとしても使用可能です。スーパーなどで買い物をするときには、ショッピングカートのカバーにしてもよいでしょう。

・コッパーパール「授乳ケープ マルチ ユース カバー」

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Mellbo「授乳ケープ」

ママのアウターとしても使えるゆったりシルエットの授乳ケープです。ボタンで開閉できる前開き式なので、ストールやブランケット、赤ちゃんのおくるみなど、様々な使い方ができます。たためばバッグの中でもかさばらないコンパクトサイズに収まるのもポイントです。

モノトーンのデザインはどんなファッションにもしっくりなじみ、使う人を選びません。赤ちゃんの卒乳後も、ママのアウターやストールとして着回しが可能です。

綿とポリエステルを使用した伸縮性のある素材で、すっぽりかぶっても襟元を伸ばせば赤ちゃんの顔を見られるので安心です。

・Mellbo「授乳ケープ」

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STRETCHINGSMOOTH「授乳ケープ」

通気性がよく、肌触りが柔らかな綿素材の授乳ケープです。大ぶりのカジュアルなチェック模様なので、アウターやストールとして普段から着用してもよいでしょう。赤ちゃんの日除けや肌寒いときのブランケット代わりにも使えます。

薄くさらりとしていますが、透けにくく360度カバーしてくれるので安心です。お出かけ先や公園、義実家や友人の家など、どこでも人目を気にせずに済むでしょう。ボタンを調節すれば、赤ちゃんの顔を見ながら授乳することもできます。

一見授乳ケープとは分からないような、おしゃれなものが欲しい人におすすめです。

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ストールタイプの授乳ケープおすすめ2選

ストールタイプは普段使いできるデザインのものが多くあります。肌寒い日に首に巻いたり、コーディネートのアクセントにしたりと様々な活用ができるのがメリットです。授乳用としてだけでなく、おしゃれ心も満足させたいママにおすすめの2選を紹介します。

ハナノ「3WAY 授乳ケープ」

ボタンを留めればポンチョとしても使える、ストールタイプの授乳ケープです。通常の授乳ストールより余裕のあるサイズなので、赤ちゃんはもちろんママの体もしっかりカバーできます。

ボタンを外して、ママのマフラーやベビーカー用のブランケットにしてもよいでしょう。身に着けてお出かけすれば、必要なときにさっと使えます。

綿95%を使用した素材は通気性と保温性があり、滑らかな肌触りです。赤ちゃんもリラックスしておっぱいを飲めるでしょう。1年を通じて使えるので、授乳用としてだけでなく、赤ちゃんの体温調節用としてバッグに入れておくと安心です。

・ハナノ「3WAY 授乳ケープ」

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pikaBOO「授乳ケープ」

柔らかく通気性のよい、バンブーコットン70%・オーガニックコットン30%の生地を用いた授乳ケープです。4枚重ねにしているため、透ける心配がありません。

バンブーコットンには抗菌・消臭作用があり、吸水性や速乾性、静電性にも優れているので、汗かきの赤ちゃんにもおすすめです。

約170×70cmのたっぷりサイズで、スナップを留めればママの背中も十分にカバーしてくれます。伸縮性もあり、小さくたためてシワになりにくいのもメリットです。ブランケットや赤ちゃんのおくるみ、お昼寝ケットやバスタオルなど、幅広く使えます。

・pikaBOO「授乳ケープ」

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エプロンタイプの授乳ケープおすすめ2選

手軽さやコンパクトさから選ぶならエプロンタイプでしょう。首に掛けるだけなので、赤ちゃんを待たせずに済みます。使い勝手がよいだけでなく、デザインも魅力的なおすすめ2選を見ていきましょう。

Sweet Mommy「大判サイズ ワイヤー入り レースフリル 授乳ケープ」

ふちに施された幅広のコットンレースがおしゃれな授乳ケープです。1m以上のたっぷり幅なので、横に隙間ができてしまうというエプロンタイプ特有の心配もいりません。

素材は通気性のよいコットン100%です。サラサラとして肌触りのよい質感に加えて、密度の高い織りで透けない仕様になっています。UVカット加工済みなので、紫外線が気になる季節のお出かけも安心です。

首元にはワイヤーが入っており、赤ちゃんの顔を見ながら授乳できます。付属の収納袋にコンパクトに収まるので、持ち運びにも便利です。

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MOMSMENU「授乳ケープ ワイヤー入り」

華やかな柄と落ち着きのあるカラーがおしゃれな印象の授乳ケープです。メッシュ生地を表面に重ねているため、虫除け効果もあります。メッシュ生地の部分をベビーカーのカバーに使ってもよいでしょう。

首と背中で固定するため、エプロンタイプでも横に隙間ができません。ママも安心して授乳できるでしょう。胸元はワイヤー付きで、赤ちゃんの様子を確認できるのもメリットです。

通気性のよい素材を使っているだけでなく、適度なカーブの付いたフォルムで赤ちゃんとケープが密着しすぎるのを防ぎます。暑い季節にも快適さを保ってくれるでしょう。

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授乳ケープを使うときの注意点

どこでも授乳できる授乳ケープはママにとって便利なものです。しかし、授乳ケープを使うときには気を付けなくてはならないことがあります。知っておきたい注意点を確認しておきましょう。

TPOを考える

レストランや公共交通機関など、多くの人が利用する場所では周囲に配慮しましょう。授乳用ケープを使っても、すぐ隣の席で授乳していると気になる人もいます。できれば授乳室や授乳スペースを利用しましょう。

赤ちゃんは「待った」がきかないので、途中でお腹が空かないよう、お出かけ前に授乳を済ませておくことも必要です。

また、デパートやショッピングモールなどの授乳室でも、ほかに人がいたら授乳ケープを使う方がよいでしょう。自分は胸をはだけて授乳するのに抵抗がなくても、居合わせたママが気まずい思いをするかもしれないからです。

赤ちゃんが授乳ケープを嫌がったらどうする?

授乳ケープですっぽり覆われたり、ママの顔が見えなかったりすると不安になる赤ちゃんは少なくありません。お腹が空いていても、授乳ケープを掛けるとぐずっておっぱいを飲まないこともあります。

そんなときは授乳ケープごと赤ちゃんを抱っこしてあげましょう。赤ちゃんが落ち着くまであやしてから授乳すれば、飲んでくれるはずです。赤ちゃんの視界を遮らない工夫も大切です。授乳ケープの襟元を下げて、顔が見えるようにすると落ち着く場合があります。

普段から授乳ケープを使うようにしてもよいでしょう。赤ちゃんも慣れやすく、お出かけ先で嫌がらなくなることも期待できます。

まとめ

授乳ケープがあれば、ママがかぶったり首に掛けたりするだけで、どこでも授乳ができます。

「特に必要ない」と思う人もいるかもしれませんが、人目からガードできたり、授乳室以外の場所でも授乳できたりと、様々なメリットがあります。おっぱいで赤ちゃんを育てている人には必須といえるでしょう。

また、授乳ケープは機能もデザインも豊富です。使いやすさや素材をじっくり比較検討して選ぶのがおすすめです。ママと赤ちゃんが快適に使える授乳ケープを、まず1枚見つけましょう。

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