●“ハイブランド服”の子どもは避けられる危険性大!
まず「ほかの子どもの服装で、ドン引きしたことはありますか?」という質問に対し、「はい」と答えた人の割合は53.6%。具体的に寄せられたコメントで最も多かったのは以下のような趣旨の回答だった。
「ハイブランドの服を着ている親子の服をアクシデントで汚したりした時に申し訳ないから避ける」(30代後半)
「かなり高いブランドで全身固めた子が砂場に来た時、うちの娘が間違って汚したらどうしようかとヒヤヒヤしながら見守った」(30代前半)
一緒に遊んでいる際、万が一自分の子どもが高級ブランドを着ている子の服を汚してしまったら…。ママとしては気が気ではないだろう。
しかし「汚れたら困る」という意見以外にも、ハイブランド服の子どもに対して感じる違和感として、以下のような意見が多数寄せられた。
「ハイブランドを着せているママを見て、高収入の家庭なのだと判断し、付き合いをやめた」(30代前半)
「いつも高そうな服を着ている子とは、家庭の環境なども違うだろうと思いあまり話したりしない」(30代前半)
ハイブランド服によって価値観の違いを感じ、「話したりしない」「付き合いをやめた」現実もあるようだ。
●一方で、ヨレヨレ子ども服もNG!
であれば、汚れても気にならないような服であれば付き合いやすいのだろうか? しかし、アンケート調査の回答を探っていると、そうとも言い切れないようで…。
「着ているブランドとかは気になりませんが、汚れていたり、ヨレヨレしたりしている物を着せているのを見ると、価値観が違うからこの人とは合わないだろうな…と判断します」(30代後半)
「子どもには小さい服、汚れた服を着させているのに、ママはおしゃれな格好をしている人は避けたい」(40代前半)
つまり、子ども服にお金や手間をかけなすぎるのも、それはそれでドン引き対象なのだ。
どうやら周囲に余計なあつれきを生まない服装にするには、“そこそこ”“無難”というあたりさわりのなさが必要といえそうだ。
(高山恵+ノオト)