2歳以上におすすめ! どんぐりコロコロ
外遊びでどんぐりを見つける機会も増えることでしょう。袋にたくさん拾ってきたはいいものの、家に帰ったらお役御免になることもあるのではないかと思います。そんなときは、どんぐりを使った遊びをしてみてはどうでしょう?
厚紙や箱で坂道を作り、その上からどんぐりを転がします。坂道の勾配を調節したり、お母さんと「いっせーのーで」で転がして競争しても楽しいです。折り畳みの机の片足だけを立てて大きな坂道にすると、さらに楽しめます。
どんぐりで遊ぶときの注意点は、口、鼻、耳などに入れないように見守ること。何個どんぐりを出したかをあらかじめ数えておき、片づけるときに再度数を数えるようにします。万が一、口、鼻、耳などに入れてしまった場合は、病院へ行きましょう。物を口に入れる年齢のときは、まだできない遊びです。
秋ならではの歌遊び&手遊び
秋ならではの自然を歌った歌と言えば、「とんぼのめがね」「どんぐりころころ」「まつぼっくり」「おおきなくりのきのしたで」「こおろぎ」などが有名ですね。普段の何気ない場面で、大人が口ずさんでいると子どもは自然とそのメロディーや歌詞などを覚えて、歌い始めます。せっかく素敵な季節の歌があるのですから、歌うことを習慣にしてみましょう。
外遊びに行ったときに、「とんぼが飛んでいる」「こおろぎが鳴いている」「どんぐりやまつぼっくりを見つけた!」と、実際の自然物と触れ合うことで、歌や自然物への親しみも増えることでしょう。
また、秋と言えば「食欲の秋」でもあります。「やきいもグーチーパー」は、じゃんけんを交えた手遊びです。じゃんけんの意味がまだよくわからない1歳児も、うれしそうにグーやパーを出しています。「やきいもグーチーパー」を歌ったあとに、本当に焼き芋がおやつに出てきたら最高ですね!
外遊びがしやすい秋ですので、自然と触れ合いながら秋ならではの遊びを楽しんでみてください!
※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
配信: ベビーカレンダー(ライフ)
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