
●ママ友に感じる劣等感 第3位は?
第3位にランクインしたのは、「子どものかわいさ」(8%)。一方、「子どものかわいさ」は、「ママ友に優越感を感じる瞬間」の第1位でもあります。
一般的に、ママ自身が自分の容姿にコンプレックスがある場合、「私に似てしまった…」と周りの子どもたちと比較して、このように感じてしまう傾向があるようです。
また、多くの場合は勝手に思い込んでいるだけということも。もう少し、自信を持って子育てしてみてはいかがでしょうか?
●ママ友に感じる劣等感 第2位は?
第2位は「友だちの多さ」(12%)という結果に。とくに、働いているママや引っ越してきたばかりのママは、劣等感を感じてしまいがち。なかには元々、人とのコミュニケーションが得意でないというママもいますよね。
たしかに、ママ友が多いと、たくさんの情報が得られたり、ストレス解消になったりします。しかし、ただママ友の数が多ければいい、というわけではありません。ひとりでも、理解してくれるママ友がいれば、きっと支えになってくれるはず。
ママ友がいなくてつらいときには、素直に家族に頼ってみるのもいいと思いますよ。
●ママ友に感じる劣等感 第1位は?
ママたちが劣等感を感じる、断トツの1位は、31%で、「世帯年収」でした。
・旅行にやおでかけの頻度が違う
・習い事の数
などの意見がありますが、実は、ママ友との会話では、お金の話はタブーとされているのだとか。直接聞いたわけではなくても、普段の生活ぶりを見て、劣等感を感じてしまうママが少なくないようです。他にも、
・共働きなのに、収入が少ない
・貧乏子だくさん
というように、ママ友側ではなく、自分たちの家庭状況から判断するママも散見されました。
どの項目も、ママ友の家庭の様子を見て、自分で判断してしまうものばかりですね。少しの差でも、敏感に感じ取るママが多い印象があります。しかし、見栄を張ってセレブのフリをしているママ友や上手にやりくりしているママ友だって、きっといるはず。事実かどうかもわからないのに、自分で勝手に判断して、落ち込むのはもったいないことのような気がします。
(文・明日陽樹/考務店)