小室圭さんだけでなく眞子さんにまでバッシング! 司法試験合格でも続く「週刊女性」と「女性自身」の粗探し


「週刊女性」11月8日号(主婦と生活社)(写真:サイゾーウーマン)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ついに、やりました! 小室圭さんがニューヨーク州司法試験に合格した! これまでバッシングしてきた人たちもマスコミも、内心少しはホッとしたに違いない。少しはよかったなと思うに違いない。少しは応援しようと思うに違いない。そう思った。これまでより少しは温かく小室夫妻を見守るのでは、と。でもでも――。そうでもないらしい(ランキングに続く)。

第623回(10/20〜10/25発売号より)

1位「弁護士デビューで有頂天! 小室圭さん 勘違いがもたらす眞子さんとの亀裂」(「週刊女性」11月8日号)

同「小室圭さん お気楽すぎ将来設計『合格ご褒美は聖地観光に』」

「眞子さん 『学芸員は失格!』NY美術界 本当の評判」(「女性自身」11月8日号)

2位「仲本工事さん 秘めていた自宅“ゴミ屋敷”リフォーム計画とドリフ遺産」(「週刊女性」11月8日号)

同「仲本工事さん 鬼妻が斎場を抜け出して『冒涜の焼き肉密談』」(「女性自身」11月8日号)

3位「橋本環奈 お泊まり愛恋人は中川大志」(「女性自身」11月8日号)

 もうタイトルを見ただけでもおわかりだろう。全然祝福していない。そして粗探しをする気満々の女性週刊誌の意気込みを。これまでもそうだったが、やっと試験に受かり弁護士となれたのに、日本人は、日本マスコミは小室さんのことがそこまで憎いのか。

 まずは「週刊女性」。いわずと知れた小室さんの母親の金銭トラブルをスクープした雑誌であり、その後も一貫して小室バッシングに勤しむ急先鋒的存在でもある。そんな「週女」だが、圭さんが弁護士合格後の一発目の記事がこれだ。

 まず弁護士となった圭さんの年収は、これまでの3倍近く約3,000万円に及ぶと推測するのだが、これで“生活が安定してよかったね”とはならなかった。圭さんを知る匿名の知人のこんな懸念コメントを紹介する。

「念願の弁護士資格を手に入れた圭くんが、有頂天になっていないか心配です……」

 有頂天って――大きなお世話だろう。しかし、この知人とやらは圭さんが昔から調子に乗りやすく、注目を集めると途端に大きな顔をするタイプだと証言、眞子さんとの婚約内定後は当時パラリーガルを務めていた弁護士事務所に個室を要求したというエピソードや、自己顕示欲が強いなどとネガティブ情報を大披露するのだ。

 そして、こうした知人の“ネガティブ印象批評”を根拠にしたように、今度は秋篠宮関係者なる匿名コメントでこう締めくくる。

「今後、“アメリカで生活し続けられるのは、自分が弁護士になったおかげ”という圭さんの勘違いが生まれれば、眞子さんとの間に亀裂が生じる可能性もあるでしょう」

 だってさ。推測に推測を重ね、最後は“眞子さんとの亀裂”にまで発展させる。そのネガティブな想像力には、ただただ恐れ入る。これまでの圭さんバッシングも“身の程知らず”“図々しい”“下々のくせに”などといったゆがんだ差別意識が根底にあると思われるが、今回もまたしかり、なのだ。

 そして「女性自身」も負けてはいない。圭さんが合格したら大手を振ってジャズの聖地として知られる「ブルーノート」に行きたいと言っていた、ということを捉えて「合格を勝ち取ったご褒美にNYで観光を楽しみたいと考えているのだろう」などと揶揄をする。

 いや、もう何年もNYに住んでいる圭さん。ジャズクラブに行くだけで“NY観光を楽しむ”って表現はどうなの? 加えて、将来暖炉のあるような家に住み仲間を読んでホームパーティを開きたいという夢を語ったというだけで、「遊ぶことばかり口にしていた」なんて批判もされているのだ。

 いや、圭さんに対してだけではない。「自身」は眞子さんにもその牙を剥く。語学力と知識不足に加え、服装もTPOを考えてないので学芸員失格! だって。

 そこまでして2人を貶めたいのか。まだまだバッシングは続く――。

 大物芸能人、しかも複雑な女性関係や家族関係を持つ芸能人が亡くなるとやはり揉める。何かが起こる。芸能界のレジェンドであるザ・ドリフターズの仲本工事氏が交通事故で亡くなった。仲本氏といえば加藤茶と並んで超年下妻(27歳下の演歌歌手・三代純歌)を3度目の結婚でめとり、しかも過去何度か不仲説が浮上もしていた高齢芸能人。

 そして奇遇にも事故直前の「週刊新潮」(10月20日号・新潮社)には、純歌と事実婚であること、さらに現在では別居し、ゴミ屋敷のような部屋で仲本氏が一人暮らしていること、また飼い犬や猫が放置されるなど“ペット虐待”疑惑が報じられていた。この報道について生前の仲本氏本人は否定したのだが、その直後の事故死だった。

 これで芸能マスコミが黙っているはずはない。案の定「週刊女性」は「新潮」報道を紹介した上で、その内容を否定する記事を掲載している。しかも証言するのは元フィギュアスケート選手の渡部絵美氏や仲本夫妻と親交があったプロレス団体「西口プロレス」のアントニオ小猪木氏。実名である。

 彼らは仲本夫妻の夫婦関係はしっかりしていたこと、またゴミ屋敷と指摘されている家はリフォームする予定だったこと、そして、いかにペットを大切にしていたかを証言するのだ。

 だが「女性自身」を読むと一転、「週女」記事とは全く違い、「新潮」記事を補強するような内容となる。「自身」は斎場を抜け出し焼き肉屋に行った妻・純歌の姿をキャッチ、そこで話された戒名を巡る不可解な金銭に関する会話を紹介、さらに純歌が家事をしなかったことに加え、不倫をしたというショッキングな疑惑をも報じているのだ。

 ここ数年、何人もの大物芸能人の死後、後妻だったり疎遠な子どもだったり愛人だったり養女だったりが出現し、周囲を巻き込んだトラブルに発展するケースが目立つ。そして仲本氏もまた3度の結婚を繰り返し、最後は超歳の差結婚――と思いきや実は事実婚で、2度目の結婚でもうけた2人の子どもたちも存在する。まあまあ複雑な家族関係だ。そうなれば当然トラブルになりそうなものだが、しかし――。

 「新潮」「週女」「自身」ともに指摘しているのだが、仲本はお金に困っていたらしい。となれば、トラブルも最小限に済むかも。不幸中の幸い!?

橋本環奈と中川大志の熱愛スクープが微笑ましい

 久々の女性週刊誌らしいスクープだ。橋本環奈と中川大志の熱愛。愛犬家という共通項に、ご近所に住んでのお泊まりデート。スキャンダル要素が今のところない、好感度高い若手同士の微笑ましい熱愛にほっこり。

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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