「えっ、指輪が…!?」感動のプロポーズのはずが、まさかの爆笑ハプニングが発生!

「えっ、指輪が…!?」感動のプロポーズのはずが、まさかの爆笑ハプニングが発生!

これは、私が彼からプロポーズを受けたときのお話です。彼は、大事なときに限ってハプニングを引き起こしてしまうという、ある意味とても強運の持ち主。私の幼いころからの夢だったプロポーズの場面でも、その強運ぶりを見事に発揮してくれました。感動の思い出になるはずだったプロポーズを、爆笑の珍事件に変えてくれた出来事とは?




幼いころからの夢だったプロポーズ

私と彼がまだお付き合いをしていたころ、私は、「もし結婚をすることになったら絶対にプロポーズをしてほしい! 」という願いを彼に伝えていました。大好きな人から素敵な言葉をもらい、婚約指輪を左手薬指にはめてもらう……。普通のプロポーズですが、そんな夢を私は幼いころから抱いていたのです。


他人からは笑われてしまうかもしれませんが、こんな私の夢を彼はとても大事に思ってくれていました。


入籍日が近づいていく中で、彼は多忙な仕事の合間を縫って、婚約指輪を準備してくれていました。そして迎えた、プロポーズ当日。

プロポーズの瞬間、ハプニングが発生!

彼がプロポーズをしてくれたその日は、私と彼の仕事の終わる時間がたまたま重なって、一緒に帰宅することに。いつもならまっすぐ家に帰るはずの彼が、珍しく「散歩しよう」と言い出しました。


途中、公園のベンチに座って何気ない会話をしていると、急に黙り込む彼。すると、唐突にかばんの中から婚約指輪を取り出したのです。「え? 今ここで!?」と、私はびっくり!


正直、プロポーズが始まるような雰囲気はまったくなく、ある意味サプライズのようなタイミングでプロポーズがスタートしました。驚きつつも幼いころから夢見ていた瞬間だったので、私はとてもうれしかったのを覚えています。


そして婚約指輪を私の薬指にはめようと、彼が指輪を手に取ったそのときです! なんと彼が手を滑らせ、指輪を地面に落としてしまったのです! 本当に一瞬の出来事で、日本昔話のように指輪はコロコロと地面を転がって暗闇に消えていってしまいました。

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