海鮮と鶏肉のWだし カルディのレトルトで「おもてなしパエリア」

災害時に備えてローリングストックをしているレトルト食品は、日頃の食卓だけでなく、おもてなしにも活用しましょう! この記事では、外国の食材や珍しい食材が手に入る食品専門店「カルディコーヒーファーム」のオリジナルレトルトを使ったパエリアを紹介します。フライパンごと食卓にサーブすると見栄えも良く、おもてなしにぴったりです。

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カルディ「ビストロ パエリア」で!

写真説明:左が「ビストロ パエリア」(200g、税込み452円)。右は具材に使うカルディの「牡蠣(カキ)の水煮(缶詰)」(110g、税込み322円)

炊飯器で具材と一緒に炊き込んでつくるこちらのレトルト。サフランや魚介のうま味たっぷりのロブスターソースが入っているので、本格的なパエリアを簡単につくることができます。

普段は、家にある野菜や魚介類を入れて炊飯器で手軽に。おもてなしには、食卓にそのまま出せる浅めのフライパンでつくってみましょう。具材を豪華にすれば、誕生日や記念日などのお祝いにおすすめです。

カキと手羽中のうま味も加わり後を引くおいしさ

今回はカルディのカキの水煮缶と、鶏の手羽中も使い、ダブルのだしで仕上げます。水煮は缶汁ごと入れて、カキのエキスを余すところなく米に吸わせましょう。手羽中を使うことで、鶏のうま味も骨からしみ出て、ふくよかな味わいに。

使うのは、26cm~30cmくらいの平たいフライパン。蓋がない場合は、アルミホイルで蓋をしてつくります。おもてなしの時は、ピーマンの半量を先に炒めて別にとっておき、仕上げにパエリアにちりばめると見た目も華やかです。

海鮮と鶏肉のWだし!おもてなしパエリア

<材料(3~4人分)>

米…2合

カルディ「ビストロ パエリア」…1袋

カルディ「牡蠣の水煮(缶詰)」…1個

手羽中…8本

水…180ml

玉ねぎ…1/2個(80g)

いんげん豆…8本

ピーマン(赤・緑)…各1個

お好きなキノコ(今回はエリンギと舞茸)…100g

にんにく…2かけ

レモン…1/2個

パセリ…少々

オリーブオイル…大さじ3

<作り方>

① ピーマン、いんげん豆は食べやすい大きさに、玉ねぎとにんにくは粗みじん切りにする。

②フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を引いて火にかけ、手羽中の表面を焼きつけて取り出しておく。この時点では火が完全に通らなくてよい。

③②のフライパンにオリーブオイル(大さじ2)を足して、玉ねぎとにんにく、いんげん豆、ピーマンを軽く炒め、生米を入れて炒め合わせる。米が透明になったら、「ビストロ パエリア」と水180ml、カキの水煮を汁ごと入れ、表面をならし、キノコと焼いた鶏肉を戻し入れる。

④ふつふつと沸騰したら、蓋をして弱火にして10分~15程度炊く。

⑤水分がなくなったら、強火で30秒ほど加熱してから火を消し、約5分蒸らす。仕上げに、くし切りにしたレモンをちりばめ、パセリを振りかける。

鉄板レシピをローリングストックで

ローリングストックした食材でよくあるのが、「しまいこんでいて使わない」「いつの間にか賞味期限が切れていた」という悩み。慣れないものをストックしてしまうと、なかなか使う機会もありません。

ストックのコツの1つとしておすすめなのが、「自分の鉄板レシピ」に使う食材をストックしておくこと。缶詰、ビン詰だけでなく、レトルト食品も賞味期限が長いのでストックにはおすすめです。

ローリングストックというと、災害対策と思いがちですが、今回つくったパエリアは、その時々の旬の食材を加えて普段の食卓に、そして1年を通して何度かある記念日や大勢が集まる機会にも活用できる一品です。いつもの食卓用だけでなく、おもてなしにも活用できるストックを備えておくと、日常に彩りを添えてくれますよ。

<執筆者プロフィル>

中願寺あゆみ

料理家

雑誌・Webでのレシピ執筆、料理教室、ケータリングなど幅広く活動中。おつまみが得意。

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