妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は夫の伯父の家で生活。改心した夫が娘に向き合うようになり、その変化に戸惑う妻。離婚すべきかどうか、今後のことを決めかねていた。
変わってくれた夫を信じたいけれど、裏切られた過去の自分が「どうせまた裏切られるよ」「信じてはダメ」と言っている。
離婚すべきか、しないほうがいいのか。今後のことを決められずに、揺れ動く自分の心情を夫へ吐露した妻。
「伝えることを諦めてた。言葉にしなくちゃだった」と後悔の言葉をこぼす妻の手をそっと握り、夫は「ごめんね。全部、俺のせいだね」「その機会を奪っていたのは、俺だよ……」と言う。そのワケとは?
「裏切られ続けたら誰だってそうなる」夫は妻を擁護して
思い返せば、妻はずっと「ああしてほしい」「こうしてほしい」と夫に伝え続けていた。ずっとチャンスをくれていた。
でも、その言葉を受け取らずに、上辺だけの言葉でのりきって、結局何も変わろうとしなかった。
上辺の言葉を信じて、裏切られてを繰り返したら、誰だって「もうこの人に何を言っても無駄だからやめよう」「もう信じられない」と思うだろう。
期待しないほうが、心を守れるから。
これまでたくさん伝えてくれていたのに、妻を呆れ果てさせて、伝えることもやめさせてしまったのは、全部自分のせい。妻のせいじゃない。夫は後悔して……。
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著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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