料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。今回はお料理作りではなく、お料理に使う野菜を”牛乳パックで育ててみよう”と思います。牛乳パックを再利用してプランターを作ることから始めて、ベビーリーフを育てます。これまでにも、『あたらしい日日』にいくつか記事が投稿されていますが、わたしの牛乳パック栽培ははたしてどうなることやら…。収穫まで約1か月半に及んだ栽培の記録をダイジェストでお見せしますね♪
制作時間は2分!家庭菜園始めるなら「牛乳パックプランター」で決まり!収穫まで型崩れ一切ナシです
「牛乳パックプランター」作りからスタート♪
家庭菜園の経験はある筆者。プランターでベビーリーフを育てたことはあっても、牛乳パックを使った栽培は初めてです。
まずは、牛乳パックを用意しましょう。
【牛乳パックプランターの作り方】
家にあった牛乳パックを洗ってキレイに干します。
天日乾燥ということは…そうです!リサイクルの分別ごみでやっていることですよね ♪
牛乳パックの上面は、1㎝の枠を残して四角く切り取ります。下の画像のように、マジックなどで枠線を引いて…。
牛乳パックの開け口を閉じて、ホッチキスで止めます。
この開け口が横になるように(置いたとき、地面と平行になるように置いて)、このとき上になる面を切り抜きます。
側面は左右ともに、下の画像のように、水はけの穴を開けます。
わたしは、下から1㎝くらいのところに千枚通しで穴を開けました。
(画びょうでもいいですが、穴が小さいときは爪楊枝などで穴を広げましょう)
今回は2cm間隔で開けています。
プランターが無事に完成したので…。
さあ!いよいよ土を入れて種をまきます ♪
いい天気の8月29日、まだまだ暑い日があって早いかなとも思いましたが、早く種まきしたいので決行です。
牛乳パックプランターに土を入れます!
よくお店で見かける「花と野菜の土」を使いました。
ふちギリギリまで土を入れると、水をあげる時にあふれてしまうため、口から1㎝ほど残した高さまで土を入れます。
これで準備が整いました。土を入れた牛乳パックプランター、そしてベビーリーフの種!
ベビーリーフの種はとっても小さくて、すぐ見失ってしまいそう。
風に飛ばされてしまうほど小さくて軽いから、取り扱いに気をつけてくださいね。
種の袋の裏面には、育て方が詳しく書いてあります。
たとえば、種まきの時期は春と秋があり南と北で分かれていて、春蒔きが5月~10月、秋まきが4月~11月で発芽温度が15℃~20℃と記載があります。
種まきの方法と栽培要点も書いてあり、種をまいたら覆土は薄めで水をあげ、発芽までは乾燥しないように水をあげる。
雑草は取る、草丈が10㎝から15㎝で収穫する、などきめ細かく書いてあるので必ず目を通すようにしましょう。
日光が当たる日向において、発芽後は土の表面が乾いてきたらたっぷりと水をあげましょう。
下の画像は、ベビーリーフの種をまいたところです。
牛乳パックの真ん中に指で軽く溝(5㎜くらい)を作り、1列に種をまきます。
種が小さすぎて見にくいですが、ちょど日陰と日向の境目くらいにまきました。
その後、リーフレタスは好光性のため覆土は薄めにし、ムラがないように均一に水をあげます。
種をまいたら、たっぷりと水をあげましょう ♪
下に開けた水抜きの穴から、水が出てくるくらい、たっぷりとあげます。
あげる水が少ないと表面だけにしか水が行かないので、種が育ちにくいんです。
全体に行き渡るようにしっかりとあげてくださいね!
種まきから4日目には、ベビーリーフの芽が…!
種をまいてから4日目--。
小さな芽が1つ出てきました。とにかく可愛い!大きく元気に育ってほしいです。
【5日目】
昨日出てきた芽の横に、さらに小さな芽がぴょこんと出てきました。
うれしいですね~ ♡
【1週間】
小さな芽が大きくなってきましたよ。
【10日目】
大きくなった芽に小さな本葉が見えるように。そして、その横にも小さな芽がちらほらと ♡
【2週間】
牛乳パックプランターが、ずいぶんにぎやかになってきました。
【3週間】
みんな元気に育っています!
うーん、収穫が楽しみ♪
【25日目】
こんなに大きく育ちました!
ちなみに、明日は台風との予報です。牛乳パックだと飛んでいきそうなので、軒下に避難!
無事に乗り切ってほしいです。
【1か月】
台風も乗り越え、大きく育ちました。
間引きをしようかと思ったのですが大丈夫そうなので、このまま育てていきましょう。
横から見たらこんな感じ!ほんとに大きく育ちましたね。うれしい!!
【1ヶ月+1週間】
もうちょっとで収穫できそうです。
いよいよ明日は収穫してもいいかな?
収穫しようと思ったところで、ベビーリーフにピンチ到来!?
【1ヶ月+2週間】
収穫しようと思った日から4日間ずーっと雨が降っていたので、晴れたら収穫することに。
そしていよいよお日様が顔を出し、張り切ってベビーリーフに近づくと…!
なんと、葉っぱが!なくなっているではありませんか!!
よーく見ると、黒い粒々がたくさんついています。
黒い粒々は虫のうんちですね。
虫さん(画像の真ん中)を発見しました。ピンセットで取り除き、ほかの虫も探して取り除きます。
さて次の日、虫さんを取り除いたから大丈夫!育ったかな?と見てみると、まだ虫さんのウンチが~!
このままだと、全部虫さんに食べられそうなので、収穫しましょう!
さあ、収穫したベビーリーフで何作る?
さて、いよいよ収穫です。
全部、根っこから抜きました。
まずは、土を落として洗い流します。
虫さんが残っていたらダメなので、溜めた水にしばらくさらします。
虫さんがいたら浮いてきますよ。
全部洗うと意外と量がありましたね。
このままお皿に乗せればサラダになりそうなので、お皿に盛り付けます。
彩りにカマンベールチーズとミニトマトを添えて、おしゃれなサラダが出来上がりました。
結構な量で、2人分はあります。
虫さんに食べられなかったら3人分は出来たでしょうね。
サラダにはシンプルなドレッシングをかけましたよ。
材料はこちら!
【ドレッシングの材料】
レモン汁…大さじ2
オリーブオイル…大さじ4
塩・こしょう…各適量
(今回は粗びきブラックペッパーを使用)
材料をよく混ぜるだけです。
収穫したてということもあり、野菜の味がしっかりしています!
ベビーリーフは複数の葉っぱがあり、それぞれ味が異なるのですが、
緑の大きな葉の甘み、茶色い葉の苦みなどはっきりわかります。
歯ごたえもシャキシャキしていて、葉っぱの存在感がトマトやチーズと一緒に食べても負けていません。
虫さんも食べるくらい、おいしい無農薬の野菜ですものね♪
皆さんも牛乳パック栽培を試してみてはいかがでしょう?
種は一袋にたくさん入っているので何回栽培してもいいですし、1回に複数の牛乳パック栽培をしてもいいと思いますよ。
簡単なので、ぜひ楽しんで種まきしてくださいね!
配信: あたらしい日日
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