ビャンビャン麺とは?
幅広の太い平打ち麺が特徴
「ビャンビャン麺」とは、中国の陝西(せんせい)省・西安の名物として食べられている麺のこと。
最大の特徴は、太くて平たい形状の麺。包丁使わずに、生地を台に叩きつけて両手で引き延ばすという工程を何度も繰り返して成形していくのだとか。
その際、「ピャンピャン!」と音がすることから「ビャンビャン麺」という名前になったとの説もありますが、由来ははっきりとは分からないのだそう。
上のお写真は、マレーシアのクアラルンプール在住の@new.myviさんが、陝西省料理店で味わった「ビャンビャン麺」。2cmぐらいありそうな幅広の麺は、小麦と水と塩だけで作られています。
日本のきしめんやほうとう、ひもかわうどんに似た雰囲気がありますね。
香辛料の効いたクセになる味わい
「ビャンビャン麺」にのせる薬味は、ネギや唐辛子、山椒などで、お好みで挽き肉や野菜などの具を加えて、醤油、ラー油、お酢などを混ぜたタレを絡めていただきます。
@maa9_24さんが中国の蘇州で味わった「ビャンビャン麺」は、麺の上にトマト玉子炒めと味付け肉や野菜などがのり、酸辛蒜が三味一体となった濃厚なタレがかかっています。
幅広のビャンビャン麺はタレや具材の絡みが良く、もちっとした弾力としっかりとした歯ごたえがあって食べ応え抜群!
何度も食べているという@maa9_24さんもまだ完食したことがないほどのボリュームだそうですよ。
おうちでも楽しんでみよう!
カルディのビャンビャン麺が人気!
日本でも「ビャンビャン麺」が食べられるお店もありますが、最近では乾麺や冷凍麺なども登場していて、おうちでも気軽に楽しめます。
人気の輸入スーパー「カルディ」もオリジナル商品として「ビャンビャン麺」を発売し、話題に!
パッケージ袋に大きく書かれているのが、「ビャンビャン麺」の漢字表記。これはルビがないととても読めませんよね。こちらの「麻辣味」のほかに、「花椒オイスターソース味」もあります。
作り方は、大きなお鍋で沸かしたお湯に麺を入れて11分ほど茹でて湯切りをし、麺とタレを混ぜ合わせるだけ。お好みでトッピングをしていただきます。
@m_yuri_a_zさんは、ピリ辛肉ミンチと温泉卵、茹でた青梗菜をトッピング。卵を絡めるとマイルドになるので、辛い物が苦手な方でも挑戦できそうですね。
カルディの「ビャンビャン麺」は人気商品ゆえ、売り切れていることも多々あります。
この日、運良く買えたという@peony.mayuさんは、茹でた麺を折りたたんで盛り付け、バラ風に。うつわとの相性もばっちりで、とってもおしゃれですよね。
トッピングだけでなく、うつわや盛り付け方でアレンジするのもいいですね。
こちらは「餃子の王将」の新メニューかと思いきや、@hura_hurayoさんがカルディの「ビャンビャン麺」を使って作った一品。
トッピングは、しょうゆやクミンパウダーで味付けしたサラダチキンと温泉卵、そしてパクチーをたっぷりと。ちょっぴりエスニック風なアレンジで、新たなおいしさに出合えそう。
せっかく作るなら、好きなものをのせて楽しんじゃいましょう!
具材入りの冷凍麺も!
日清食品冷凍の「冷凍 日清中華 ビャンビャン麺」は、もっちりとした食感て食べ応えのある幅広の麺が特長。唐辛子の辛みと黒酢の酸味を効かせた麻辣だれは、麺濃厚でコク深い味わいです。
具材は、チンゲン菜、豚ひき肉、タケノコ、ニンジンが入っていて、別添の「特製花椒香油 (かしょうこうゆ)」をかけると、炒めた唐辛子の香ばしい風味と花椒の爽やかな香りが加わるのだとか。
ずっと食べてみたかったという@rosy_mumu_redさんは、6カ月間探してようやく発見! 期待通りのおいしさに大満足したよう。
電子レンジでチンするだけで食べられる手軽さも大きな魅力ですよね。
手打ちに挑戦するのもあり!
おうちで本格的に本場の味を堪能したいという方には、麺打ちから楽しめるキットがおすすめ!
自分で手打ちした麺はおいしさもひとしおで、好みの長さや幅に仕上げられるのもうれしいポイントです。
@yukimas_cookさんは「ビャンビャン麺専門店 西安麺荘 秦唐記」のヨウポー麺とトマト麺がセットになったキットを購入。
実際に「ビャンビャン!」という音を聞きながらの麺打ちは楽しく、驚くほど簡単だったそう。ヨウポー麺は、唐辛子と山椒の刺激がくせになる大人の味わいで、八角が香る焼豚も良い感じだったとか。
家族や友達と一緒に作って食べれば、盛り上がること間違いなしです!
配信: おうちごはん