【リュウジレシピ】上品なお味の「シン・炒飯」作ってみた!中華だし使わずとも“今までで確実に一番ウマい”

【リュウジレシピ】上品なお味の「シン・炒飯」作ってみた!中華だし使わずとも“今までで確実に一番ウマい”

「シン・ウルトラマン」に「シン・ゴジラ」と「シン」流行りのこの頃ですが、料理研究家のリュウジさんが今回紹介してくれたのは「シン・炒飯」!チャーシューを使わずにチャーシュー感を出したり、ねぎ油を用意してみたりと、上品なお店のチャーハンのレベルとか。本人曰く「今までで確実に一番ウマい」と断言しています。さっそく作ってみましょう!

ロバート馬場の”チャーハンの作り方”が簡単なのにスゴい!具材は卵と米だけ!


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おいしそうというコメントがたくさん。さっそく作ってみます。

「シン・炒飯」の材料と作り方

【材料】※1人分
・ご飯…200g
・豚こま切れ肉…50g
・長ねぎの白い部分…25g
・長ねぎの青い部分…15g
・しょうが…3g
・卵…2個
・ラード…大さじ2
・しょうゆ…小さじ1
・オイスターソース…小さじ1
・塩…小さじ1/3
・うま味調味料…8振り
・黒こしょう…適量
・酒…大さじ1(紹興酒でも可)
・紅しょうが…少々

しょうがと長ねぎの白い部分、長ねぎの青い部分はみじん切りにしておきます。
豚こま切れ肉は1cm程度に細かく切って、しょうゆとオイスターソースを混ぜておきます。
卵はよく溶いておきます。
ご飯は温めておきます。

【作り方】※調理時間:10分

1.フライパンを軽く傾けた状態で中火にかけ、ラードを入れます。ラードが溶けたら中弱火にして長ねぎの青い部分を入れます。

※ねぎと油が広がると「焼き」になってしまいますので、傾けた状態をキープします。

2.泡が大きくなってきますので、フライパンは動かさずにねぎの色が変わるのを待ちます。

※フライパンを揺すったりする必要はありませんので、じっと待ちましょう。

3.ねぎがきつね色になったら、ねぎだけを取り出しておきます。

※焦がしねぎとは言いますが、焦げすぎてしまっては苦みだけになってしまいますので、焦げるかなと思ったあたりで上げましょう。

4.フライパンを平らに直して中火にしたら、ねぎの香りがついたラードで豚肉としょうがを炒めます。

※肉は細かくしてあるため、思うより早く火が入ります。カリカリにする必要はありませんので、火が通れば大丈夫です。

5.豚肉をフライパンの片側に寄せて、空いたスペースに卵を流し入れます。

※卵が多少肉の方に流れてしまっても問題ありません。

6.卵の上にすぐご飯を乗せ、まずご飯と卵を混ぜ合わせます。ある程度混ざったら、全体を混ぜ合わせます。

※ここはスピード勝負ですので、とにかくご飯と卵を混ぜることに専念しましょう。自信がないと思ったら、いったん弱火にするのもアリです。

7.塩、うま味調味料、黒こしょう、長ねぎの白い部分を入れて混ぜながら炒めます。

8.酒を全体にさっとかけて、全体を混ぜるように炒めます。

※酒が飛べばOKですので、さっと混ざればOKです。

9.皿に盛りつけて、紅しょうがを添えたら出来上がりです。

一番のポイントは、多めにうま味調味料を振るところです。このレシピはよく見ると、中華料理に必ずと言っていいほど入っている中華だしが入っていません。中華だしを入れずにチャーハンを作るなんて普通は考えられませんが、ねぎ油の香ばしさとラードの旨味、オイスターソースのコクとうま味調味料が、上品なチャーハンに仕上がっている秘密なのだと思います。

オイスターソースの効果で、豚こま肉がチャーシューのよう。旨味も感じられ、ラードを吸った卵とご飯の相性が抜群です。ラードがもし手に入らなければ、肉を豚バラに変えてみてください。
決してパラパラ系のチャーハンではありませんが、非常にまとまりの良い、リュウジさんが言う通り「上品な」チャーハンです。せっかくですので、取っておいた焦がしねぎを少し乗せて食べてみたところ、とても香ばしくおいしく食べることができました。今回はねぎ油として作りましたが、にんにくや鷹の爪を一緒に揚げてもおいしいはずです。

レシピが1人前でしたので一皿で終わってしまいましたが、いっそ多めに作って、残ったらおにぎりにすればよかったと思いました。きっと冷めてもおいしいはずですし、冷凍しておいてもよさそうなレシピです。

ぜひ作ってみてください!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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