こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。ほっかほか熱々のおでんがおいしい季節ですが、具で人気なのはやっぱり大根。出汁を吸っておつゆがジュワ~とあふれ出す…うーん、たまらんですね。「でも、味シミ大根にするために何時間も煮込むの面倒だしガス代もかかるし…」というアナタに、今回、すばやく味シミ大根を作る裏ワザをお伝えします。ここだけの話ですよ!
【青髪のテツ】「採れたて新鮮かぼちゃには手を出すなよ、お嬢さん」だって、おいしくないのさ(野菜のプロ談)
拍子抜けするほどカンタン!「味シミ大根時短術」
味を染み込みやすくするために、煮る前にしっかり加熱しておくことがポイントです。秘訣は「電子レンジ」を使うこと。
1. 大根を3~4cmの輪切りにして、皮を剥く。
2. 500Wのレンジで10分加熱する(加熱時間は1/2本分の目安)。
2. 大根が熱い状態のまま、冷たい出汁に入れる。
やけどにはくれぐれもご注意を。
3. 他の具材も一緒に鍋に入れ、火が通るまで加熱したら出来上がり。
(今回は、大根だけを15分間煮込みました)
15分しか煮込んでいないのに、おいしそうな味シミ大根が完成!「今日は寒いからおでん食べたい!」と思ったらすぐ作れるので、とっても便利です。おでん以外にも、大根を煮込むレシピなら応用可能なので、ぜひ覚えておくとよいですよ。
レンチンしてない大根(画像左)とレンチンした大根(右)の断面です。レンチンした方はちゃんとおつゆが染みてるのがわかりますね。食べても、つゆだく~でめちゃくちゃおいしかったです!(あたらしい日日編集部より)
みずみずしくておいしい大根の選び方
ふろふき大根、サラダ、大根おろし、漬け物など、大根はおでん以外にも用途が様々ですよね。とくに生食する場合は、みずみずしくて甘みのあるものを食べたいところ。
なので、おいしい大根の見分け方も紹介します。次の5つのポイントをチェックしてください。
1. 太いもの
2. 重みのあるもの
3. まっすぐ伸びているもの
大根は太くてずっしりとした重みがあるものを選びましょう。太くて重みがありまっすぐ伸びている大根は、たっぷりと水分を含んでいるのでみずみずしくおいしいんです。
4. 葉が緑色でみずみずしいもの
出典:写真AC
5. 皮にハリがあるもの
わたしが仕事で大根の鮮度チェックをするときは、葉の部分と皮の状態をよく見ます。
葉が黄色く変色していたり、ボロボロ取れるような状態は鮮度がよくありません(葉付き大根の場合)。皮はシワがよっていないものを選ぶとよいでしょう。
カットされた大根の場合は、切り口が白いものを選びましょう。切り口が青い、黒い、透明になっているものは食べても問題ない場合がほとんどですが、食味が落ちるため避けた方がいいです。
寒くなるこの時期は大根を食べて~
大根やにんじんなどの根菜類は秋〜冬にかけて旬を迎えます。畑からミネラルなどの栄養分をしっかり蓄えて、甘みが増して味も濃くなります。
これから寒さが厳しくなりますが、おでんや煮物など大根を使った温かいメニューをたくさん食べて、元気に冬を迎えましょうね!
配信: あたらしい日日
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