「何が気に食わないの?」背筋が凍った!出産後、退院した日に夫と義母が言い争う声で目が覚め…

「何が気に食わないの?」背筋が凍った!出産後、退院した日に夫と義母が言い争う声で目が覚め…

喧嘩の原因は私?

2人の声が聞こえる場所までこっそり移動すると、こんな会話が。「産後は大変なんだから、私が毎日来て手伝うって言ってるのに、何が気に食わないの?」「そういうことじゃなくてね。それは俺がやるから、大丈夫って言いたいの。お願いしたいことがあったらそのときに言うよ」


「あなたは仕事があるでしょ。女にしかわからないこともあるのよ。どうして〇〇ちゃん(私の名前)と私を引き離すようなことをするの? 私の何が悪いの?」「そんなこと言ってないよ。今のところは大丈夫だからって言いたいだけなんだよ」。毎日くると言った義母に対して夫が断り、怒らせてしまったようです。その声を聞いて私の背筋がサーッと凍りました。

仕方なく仲裁に

私と義母はほどよい距離を取りながら、良い関係でいますが、たしかに毎日義母がくることに抵抗がありました。お願いするにも気をつかうし、家事が苦手な私を見せたくないという気持ちもありました。しばらく話を聞いていると、私のためと言いながら2人とも私をないがしろにしているような気分になり、とても悲しくなりました。無視して寝ようかとも思いましたが、それもできずに「どうしたの?」ととぼけて2人のところに。


私の顔を見ると2人はハッとした様子で「ごめんね。うるさかったよね」と。「〇〇ちゃんと赤ちゃんのために……と思ったら熱くなっちゃって」と義母も夫も反省した様子でした。それから3人でこれからのことを話し合い、義母には毎日夕食を持ってきてもらうことに。そして、夫の帰りが遅いので、私が入浴する間は長男のお世話もしてもらいました。


今となっては笑い話ですが、私よりも夫や義母のほうが「赤ちゃんが生まれたんだから、いろいろと頑張らなくちゃ!」と思ったようです。うれしい半面、あのときのハラハラ感を思い出すと複雑な気持ちです。1カ月ほど経つと義母に手伝ってもらうことに慣れ、義母とさらに仲良くなれ、家に来てもらうことを断らなくてよかったなと思っています。


作画/やましたともこ

著者:更田未央子

6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。


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