かぶの定番レシピといえば”浅漬け”ですが、いつものプレーン味に飽きたら試したいアレンジを東京都八王子市の農家からゲット♪ かぶを塩もみしてからの~「甘酢和え」と「塩昆布和え」にすることで、2つの違う副菜にするズボラ、いや賢いレシピです。その日の気分でどちらか選ぶのも楽しいかも。では、基本の塩もみからいきますか!
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今回レシピを教えてくれたのは、東京都八王子市で野菜を栽培・販売する中西ファームの荒井さん。
実は荒井さん、管理栄養士の資格を持ち、お料理もスペシャリスト。日頃から野菜レシピを研究中とのことで、超頼りになります!
「かぶは生でもおいしい野菜なので、これからの時期たくさん味わってほしいです。今回お教えするレシピは、塩もみしたかぶを2種類の浅漬けにアレンジしちゃいます!」(荒井さん)
さっそく作ってみたいと思います!
「かぶの甘酢和え」&「かぶの塩昆布和え」
材料(甘酢和え・作りやすい分量)
かぶ…2~3個(160~250g)
塩…小さじ1/2~1
[A]
酢…大さじ2
砂糖…大さじ1弱
材料(塩昆布和え・作りやすい分量)
かぶ…2~3個(160~250g)
塩…小さじ1/2~1
塩昆布…10g
甘酢和えと塩昆布和え、どちらもまずは塩もみします!
作り方
1.かぶは葉を落とし、皮付きのまま縦半分に切ってから薄切りにする。
「かぶは皮が薄いので、葉と根を落としたら皮付きのまま切ります」(荒井さん)
2.ポリ袋に1と塩をいれてもみ、水にさらして水気を絞る。
水にさらすことで余計な塩分をカット!
水気をギュッとしぼったら、準備完了です。
【甘酢和え】
3.2に混ぜ合わせた[A]を加え、ざっくりと和えたら、15~30分ほど味をなじませて完成!
「塩もみかぶに、市販の調味酢を加えて作ってもおいしく出来ます」と荒井さん。忙しい時はそれもありですね!
あっというまに完成しました。
【塩昆布和え】
3.2に塩昆布を入れて和えれば出来上がり。
こちらもあっというまに完成です。
まずは甘酢和えからいただきま~す。
まろやかな酸味と程よい甘みが箸休めにぴったり。しんなりしたかぶのもきゅもきゅっとした食感もいいですね♪ こってり系おかずのお供に欲しくなる味でした!
子どもたちがこの酸味を受け入れてくれるか心配でしたが、「おいしいよ!」とパクパク。お弁当の隙間おかずにもいけそうでうれしい~!
続いて塩昆布和え。うん、こちらは昆布の旨味が効いています! ほんのり残ったかぶの辛味もいいアクセントになっていて、ごはんやお酒にも合う副菜だと思いました。和えるだけでこんなにおかずができて最高~♪
「ちなみにかぶは、生のままくし切りにして食べても◎みそとマヨネーズを1:1で混ぜたディップソースを添えれば即席おつまみにもなります♪」(荒井さん)
ということで、くし切りにしたかぶと細長く切ったにんじんを一緒に盛り合わせてみました! 見た目もいい感じ~♪
かぶのみずみずしさや歯ごたえをしっかり感じることができて、まさに素材のおいしさを堪能できました! みそマヨディップも安定のおいしさです♡
ちなみに、今回使わなかったかぶの葉はスープに入れたり炒め物に! すぐに使い切れない場合は、好みの大きさにカットして冷凍すると便利ですよ。
中西ファームのいちおしは…サラダかぶ!
中西ファームがある八王子市小比企町の土壌は根菜類と相性がよく、なかでもかぶは昔から盛んに作られてきたそう。
”かぶ”と一口に言っても、種類はたくさんあります。おすすめはありますか?
「僕らのお気に入りはサラダかぶ。葉が柔らかくて皮は薄く、とってもジューシーなんです! 生でそのまま食べるのはもちろんですが、サッとレンジで蒸すだけでも本当においしい。イベントの試食でもあっという間になくなる人気のかぶです!」(荒井さん)
サラダかぶを見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね♪
中西ファーム
東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」や、野菜料理を味わえる「居酒屋ごこお」の運営など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja
配信: あたらしい日日
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