思わず逃げ帰ってしまった。一体なにが起きたのだろう?
©ママリ
わが子を抱きかかえ、逃げるようにその場を後にした主人公。あまりに突然のことだったので動揺してしまったのでしょう。
中野さんのママはイライラとしていて、どこか不健康そうにも見えます。なにかストレスをかかえているのかもしれません。
この日、主人公は中野家のママに声をかけたり、子どもたちにアクションを起こしたりすることはありませんでした。子どもに対する乱暴な言動を目にしたとしても、すぐその場で行動を起こせる人は少ないかもしれません。
でももし、このあともこの一家に会うたびにおかしな言動を目にしたとしたら?あなたならどのような基準で、児童相談所への通告を考えるでしょうか。
この作品は、誰の家の周りでも起こりうる「ご近所さんの変化」と、それに対する主人公の心境を描いた漫画。「自分ならどうするだろうか」と考えながら読んでみてください。
子どもの虐待にまつわる相談窓口は各自治体に設置されています。
相談・通告は児童相談所虐待対応ダイヤル「189(通話料は無料)」のほか、自治体によってはWEB窓口やメール相談窓口を受け付けている場合があります。気になることを見かけた・聞いたときはこのような窓口を活用することが可能です。
厚生労働省は児童相談所虐待対応ダイヤル「189」について「通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は 守られます」としています。
児童相談所虐待対応ダイヤルや相談窓口は第三者のほか、自身が子どもに対して虐待をしそうだというときにも活用できます。こうした手段で専門家とつながることも、子どもの安全を守るための一つの選択肢です。
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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