日本テレビのニュース番組『news every.』を見ていたら、ズボラなわたしにぴったりのレシピが紹介されていました。人気出張シェフ「およねさん」こと米川春香さんが考案の「メカジキのピカタ」です。およねさんのレシピは洗い物がほとんど出ないうえ、少ない材料で簡単に調理できるのが魅力。魚料理のバリエーションを増やしたい方にもおすすめです。時間が経ってもおいしいままのピカタを作るコツは、あの食材…!?
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3時間で12品作る出張シェフ・およねさん
『news every.』で作り置きテクニックを披露していた出張シェフのおよねさんは、なんと3時間で12品も作ることができるのだそう!多くのプロ料理人が登録する出張シェフサービスの中で、リピート率ナンバーワンということで、料理のお味も折り紙付きです。およねさんのテクニックをマネて、わたしもパパッと魚料理を作ってみようと思います。
洗い物はフライパンとお箸だけ!?「メカジキのピカタ」
【材料】
メカジキ…4切れ
小麦粉…50g
卵…2個
粉チーズ…20g
塩・こしょう…各適量
番組内のレシピでは、詳しい分量の紹介がなかったため、自分で考えて用意してみました。みなさんも、調味料など家庭の味に合わせて微調整しつつ、お好みの分量で作ってみてくださいね。
【作り方】
1. メカジキに塩、こしょうを振り、キッチンバサミで切ります。
わが家のキッチンバサミは古く、メカジキの身がボロボロになりそうでしたので、趣旨から外れてしまいますが包丁を使いました。
翌日の子どものお弁当にも入れようと思い、やや小さめの一口大に切っています。
2. ポリ袋に小麦粉、卵、粉チーズを入れてよく混ぜ、メカジキを加えます。
今回は材料を半々に分け、コンソメ味のピカタも作ってみることに。衣の半量に、分量外のコンソメ顆粒小さじ1と乾燥バジル(目分量)を混ぜています。
上が粉チーズのみのピカタ、下がコンソメ顆粒+乾燥バジルを加えたピカタ。
3. 2で衣をつけたメカジキをフライパンで焼き、きれいに焼き色がついたら完成です。
フライパンに油を引くかどうか番組では紹介していなかったため、フライパン用のアルミホイルを敷いています。
また、火加減や焼き時間についても言及されていなかったので、弱めの中火で時々ふたをしながら、両面がきつね色になるのを目安に焼いてみました。
今回は包丁を使ってしまいましたが、キッチンバサミで切った場合、洗い物はフライパンと、メカジキをひっくり返したお箸(フライ返し)だけ。
洗い物を極力減らすことを意識して、洗っただけのミニトマトとベビーリーフを付け合わせにしてみました。
簡単&時短「メカジキのピカタ」調理のポイントとお味は?
ピカタの材料といえば小麦粉と卵ですが、今回は「粉チーズ」がポイントです。
粉チーズを入れることによって、メカジキの生臭さを抑えるだけでなく、ピカタにコクを加えることができるそうです。
また、粉チーズの効果で時間が経ってもしっとりとおいしくいただけるのだとか。
(時間を置いて食べてもおいしいのですが、なるべく早く食べてくださいね!)
家庭以外での調理経験がないわたしには、魚料理はなかなかの難題です。身が固くなったり、独特の臭みが残ったりすることが心配だったのですが…。こちらのレシピは番組で紹介されていたポイントのとおり、しっとり臭みがなく仕上がっていてビックリしました。粉チーズを多めに使用することで、肉料理にくらべて魚料理では少なくなりがちな「食べた!」感が補われている気もします。チーズ味のため、お子さんにも好評なのではないでしょうか。
調理から3時間後に帰宅した夫も、「やわらかくてウマい!魚とは思えない満足感」とおいしそうに食べていました。
およねさんの「メカジキのピカタ」は忙しい日にピッタリ!
実はこの日、まさに調理中に子どもが熱を出したため、てんやわんや状態に…。簡単に出来て洗い物がない「メカジキのピカタ」は本当に助かりました。また、どうしても自分の食事は後回しになってしまうので、時間が経ってもおいしく食べられるのもうれしいポイントでしたね。困ったときの一品として、簡単&時短レシピをレパートリーに加えておくのも大切だと実感…! およねさんのテクニックに感謝です。ごちそうさまでした~。
配信: あたらしい日日
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