子どもを連れているときに、知らないおばさまからかけられた言葉に困惑してしまいました。電車に乗っているときと、ベビーカーでの移動中のことです。育児に自信のなかった私は注意されたことがショックで、へこんでしまいました。
満員電車の中で
当時3歳だった娘は電車に乗ると、いつも「ベビーカーから降りたい」と言ってぐずっていました。しかし降ろすと走り回ってしまい危ないので、電車に乗るときにはなんとか娘をベビーカーに乗せておこうと四苦八苦していました。娘は棒付きのキャンディが大好きで、あげると静かにしてくれます。時間もそれなりにもつので、電車に乗るときにはよく棒付きキャンディをあげていました。
しかしあるとき、隣に乗っていたおばさまがキャンディを舐める娘の様子を見て「こんなに小さいのに棒付きのあめなんかあげて大丈夫? 棒がのどにささるんじゃない?」といぶかしげに話しかけてきました。
こちらにも事情があり…..
確かに棒があるのでわかるのですが、キャンディをとりあげると満員電車の中で娘が騒ぎ出すのが目に見えているので、とても困りました。
「そうかもしれませんが、キャンディを舐めていないと騒いでしまうので……。危ないのでもちろん目を離さないようにしています」と応え、その後降車されるまでずっと、おばさまの刺すような視線を受けながら、そのまま娘にキャンディを舐めさせていました。そして、おばさまがいなくなったあとにどっと疲れを感じたのです。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)