【農家直伝】この食べ応えはまさかの肉超え!?「大根ステーキ」作ってみた!バター醤油シミ~♡

【農家直伝】この食べ応えはまさかの肉超え!?「大根ステーキ」作ってみた!バター醤油シミ~♡

冬に旬を迎える大根!煮込み料理が定番だけど、たまには違う食べ方もしてみた~い♡ってことで、東京都八王子市の野菜農家に相談したところ、返ってきた答えは…「大根ステーキ」!いや~、ステーキはやっぱ肉でしょ、と半信半疑のワタクシが、お味はもちろん、白メシとの相性もきっちり検証いたします♪

【農家直伝!】特売の大根1本を丸ごと自家製切り干し大根にしてみた!本当においしく作れる?【徹底検証】

レシピを教えてくれたのは、季節に合わせた野菜を栽培している中西ファームの荒井さん。

「今が旬の大根なら、ステーキにして食べるのがオススメ。ジューシーに焼くだけでご馳走になりますよ♪ なんなら肉よりおいしいです!」(荒井さん)

えっ、肉のステーキよりおいしい…!? そんなことって本当にありえるんでしょうか。さらに、超ご飯党なわたしとしては、大根ステーキがご飯に合うのかも気になるのですが、いかがですか?

「バターしょうゆをしっかりしみ込ませて焼き上げます。ご飯と合わせたら…もう最高。食べればわかりますよ!(笑)」(荒井さん)

むむ…たしかにバターしょうゆは食欲をそそるな~!では、とりあえず、作って食べてみます!

コクがあるのにしつこくない!「大根ステーキ」

材料(4人分)
大根…1/2本(約500g)
バター…10g
しょうゆ…大さじ2
サラダ油…適量

作り方
1.大根は皮をむき、2cm厚さに輪切りする。切った大根の表面に十字に隠し包丁を入れる。

「隠し包丁を入れることで味が絡みやすくなり、火の通りも良くなります」(荒井さん)

2.鍋に1を入れ、かぶるくらいまで水を加えたら、加熱する。沸騰したらさらに20分ほど茹でる。

「茹でる時間は、好みの食感にあわせて加減してください。箸でスッと切れるやわらかい大根が好きなら、20分以上は茹でることをおすすめします」(荒井さん)

茹で上がったらキッチンペーパーなどで水気を取ります。

3.フライパンにサラダ油を熱し、2を両面に焦げ目がつくまで焼く。

見てくださいこの焼き色♡

大根をこんなふうに焼いたことがなかったので、焦げ目が新鮮ですね♪

4.バターとしょうゆを入れて、全体に絡めたら完成。

ジュワ―ッと蒸発して、味がグングンしみ込みます。あっというまに完成です!

バター好きのわたし、さらに追いバターして…

彩りに乾燥パセリを散らしてみました!

バターが溶ける様子って見てて本当に幸せ~(笑)。

まずはそのままいただきます。

香ばしく焼き上がった大根にバターしょうゆがよく絡んで、うま~~い。大根のジューシーな味わいのおかげで後味はさっぱり。コクがあるのに全然もたれないから、箸が進みます!

隠し包丁のおかげで、バターしょうゆがシミてる~♡

かつお節をトッピングしてみたら、これまた合う、合う!

ご飯にぴったりで、どんどんと食べ進めてしまいます!何杯でもいけそうな自分の勢いが恐ろしい…(笑)。

作り方はシンプルなのに、味はしっかりメイン級の大根ステーキ。ぜひ新定番おかずとして、食卓に登場させてみてくださいね♪

収穫体験で野菜大好きっ子が急増中!

中西ファームは、八王子市内の小学校の社会科見学を受け入れており、一部の学校に対しては収穫体験も実施しているそう。年間1000人もの子どもたちが訪れているというから驚きです!

「収穫体験後に『野菜が苦手だったけど食べられるようになった』っていう感想をもらうことも珍しくないんです。体験を通じて野菜好きな子が増えたら嬉しいですね」と、中西ファームの伊藤さん。

中西ファームは江戸時代から続く農家!たくさんの農具があるのも納得です。

ファームの作業場の天井には、昔の農具がズラリ!これも来園する子どもたちが農業に少しでも興味を持てるようにとの工夫とか。代表の中西一弘さんのアイデアで、蔵を整理して見つかった農具を飾っているそうです。

地域に親しまれる中西ファームの野菜は、地元の学校給食にも使用されています。

「最近、ある小学校に中西ファームのファンクラブができたんです!まだ3人くらいなんですけど(笑)この間、ポスターを作って持ってきてくれました」(荒井さん)

野菜好きちびっこの輪は、これからますます広がりそうですね!


中西ファーム


東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」や、野菜料理を味わえる「居酒屋ごこお」の運営など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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