いまはお芋がおいしい♡ パッと頭に浮かぶのはさつまいもですが、里芋だって旬なんです。ということで今回は、なんと!里芋を使った「アイスクリーム」に挑戦します。NHKの番組『あさイチ』で料理家の今井亮さんが紹介していました。里芋をアイスにするなんて、まったく味の想像がつきません。ぬるぬる感は残るんでしょうか…?おいしいんですかねぇ…?さっそく作ってみましょう!
レンチンなのに本格派!バター香る「さつまいもタルト」作ってみた!お芋はしっとり&タルトはざっくり♪
ぬめりが特徴的な里芋、加熱でとろっとした食感に♡
里芋の特徴と言ったらぬるっとした質感ですよね。
さらに、主成分のでんぷんが他の芋類よりも微細らしく、加熱すると糊化しやすいという特徴もあります。
今回の「里芋ミルクアイス」は茹でた里芋を使っています。里芋特有のとろみをうまく利用したレシピなのでしょうね。果たしてどのようなアイスに仕上がるのか?早く食べてみたいです!
材料は4つ!「里芋ミルクアイス」を作ってみた!
【材料】
里芋…250g ※今回は小サイズ8個を使用
牛乳…200ml
砂糖…60g
レモン汁…小さじ2
1. 里芋の皮をよく洗って、皮付きのまま茹でます。
強火で15分くらい茹でると竹串が刺さるくらいになりました。
2. 湯を切って粗熱が取れたら皮を剥きます。
粗熱が取れても熱いので、皮を剥く時には注意してくださいね。
3. 里芋をある程度潰したら、牛乳を加え、混ぜながらなめらかに潰します。
皮を剥いた里芋はぬるぬるしていて、すりこぎでは潰しにくい!フォークに変えて潰しました。
牛乳を少し加えて、またすりこぎで潰します。ところが…。ん?潰れない。里芋の加熱が少し足りなかったようです。このままでは舌ざわりの悪いアイスになってしまいます。
より滑らかに仕上げるためミキサーで撹拌します!
少し固まりが残りましたが、なめらかに混ざりました♪
4. 砂糖とレモン汁を加えてゴムベラで混ぜます。
あとは凍らせるだけなので、全体になじむよう、よく混ぜました。
5. 冷凍庫で凍らせます。少し固まってきたら、なめらかな仕上がりとなるように、一度全体を混ぜ合わせます。
ラップをかけて冷凍庫で凍らせます。
約2時間後に出して全体を混ぜました。その後、再び冷凍庫で2時間ほど凍らせました。
里芋のおかげでクリーミー♪ レモンの軽い酸味で爽やかなミルク味に!
4時間ほど凍らせて完成しました。硬く固まっていましたが、スプーンでほぐすとふんわりとした質感♪ 生クリームや練乳を入れていませんが、口当たりがよさそうですよ。
ミキサーで撹拌したおかげで里芋の粒感はほとんどありません♪ 口に入れるとレモンのほんのりとした酸味と牛乳の甘さが広がります。レモンミルクキャンディーのようなやさしい味です!
シャリシャリ感はありますが、里芋がふんわり感を生み出していて、生クリームや練乳を加えたアイスクリームのような感じに仕上がっています。里芋の味は、言わなければ気づかない人もいるくらいミルクの味に隠れていますよ。
「里芋ミルクアイス」は味も食感も想像以上のおいしさです。もっと早く知っておきたかった!
金時ミルク風にアレンジしてみた!
里芋を使ったアイスなら和風アレンジがぴったりでしょう♪ ということで、缶詰のゆであずきをトッピングしました。少しぜいたく感が出ますね。
「里芋ミルクアイス」がやさしい味わいだったので、甘いあずきが乗ると、スイーツ感が増しますよ。食感は違いますが、かき氷の金時ミルクを食べているようなおいしさです。間違いなしの組み合わせ♪
里芋をたっぷり使った「里芋ミルクアイス」は驚きのおいしさでした!こたつでアイス♪ な気分の時に食べると、かなり合うと思います。たくさん食べても、ほぼ里芋と牛乳なので健康的なのもうれしいです。とてもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
<参考文献>
WEB
「カゴメVEGEDAY〜[里芋]皮むきや選び方、保存、下ごしらえ、栄養などまとめ〜」
https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/taro/
配信: あたらしい日日
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