今が旬のさつまいも。甘くておいしいさつまいもを満喫したいけれど、わたしのさつまいもレシピは天ぷら一択。これじゃ、悲しすぎるよなぁ…あっ、そういえば、日本テレビ『秘密のケンミンSHOW極』でさつまいもの特集していたっけ。なんでも、鹿児島県民はポテサラにさつまいもを使うみたいって。ちょい甘めの仕上がりになるって言ってたよな。いいかも!
【全農公式レシピ】材料はさつまいものみ!調味は塩のみ!シンプル「さつまいもごはん」が美味し過ぎ♡
さつまいものポテトサラダを作る前に、鹿児島のさつまいも事情やさつまいもの栄養についてちょっと調べてみました。
さつまいもの豆知識♪
「鹿児島県はさつまいも収穫量全国1位」
温暖な気候、水はけのよい土壌を好むさつまいもは、ミネラルを豊富に含む火山灰土壌での栽培に適した食物。鹿児島県は、シラス台地と呼ばれる火山灰土壌が面積の約6割を占め、約300年前、江戸時代からさつまいもの栽培が開始されたそうです。
農林水産省のデータによると、鹿児島県のさつまいもの収穫量は約26.1万tで全国トップ。全国の収穫量の約35%を占めているんですって(2019年産)。
さつまいもがたくさん採れるということで、カレーや炊き込みご飯、おみそ汁などにもさつまいもをどしどし投入。ポテトサラダにさつまいもを使うのも頷けますね。
食物繊維豊富なさつまいも♪
さつまいもといえば、食物繊維が豊富ですが、さつまいもの切り口から出る乳白色の液体「ヤラピン」にも整腸作用があるといわれ、食物繊維との相乗効果で便秘の改善に効果的だそうです。
また、皮も栄養豊富で、カルシウムや抗酸化作用の高いアントシアニンが含まれているので、よく洗って皮も食べるといいとのこと。
さつまいもに関する豆知識を得たところで、「さつまいものスイートポテトサラダ」を作ります。作り方は『秘密のケンミンSHOW極』で紹介していたものを参考にしつつ、分量など自分なりに考えて作ってみます。
鹿児島県民熱愛の「さつまいものスイートポテトサラダ」材料と作り方
【材料】2人分
さつまいも…1/2本(約200g)
ベーコン(厚切り)…適量
マヨネーズ…大さじ1と1/2
粒マスタード…大さじ1/2
塩・こしょう…各少々
番組ではハムを使っていたようですが、今回、冷蔵庫に残っていたベーコンを使うことに。
【作り方】
1. さつまいもを適当な大きさに切り、水に10分さらし、アクを抜きます。皮にも栄養があるということなので、今回は皮を剥かずに使います。
2. 鍋に1とたっぷりの水を入れて15分、中火で水から茹でます。
3. ボウルに水気を切った2を入れ、マッシャーなどで潰します。
4. 適当に切ったベーコンをフライパンに入れ、中火で2分ほど炒めます。ベーコンから脂が出るので油は引かず。
5. 3と4それぞれ粗熱が取れたら、3に4を加え、マヨネーズ、粒マスタードを入れて混ぜます。
6. 塩とこしょうで味を調えて、器に盛れば出来上がり。調理時間は約30分。
では、いただきます!
おお~おいしい♪ さつまいもの甘さを感じる、じゃがいもとはひと味もふた味も違うポテトサラダです。栄養があるということで、さつまいもは皮付きのまま調理しましたが、食べるとき皮はまったく気になりません。
マヨネーズと粒マスタードの酸味がさつまいもの甘さをぎゅっと引き締め、味にメリハリをつけてくれます。そして、マヨネーズと粒マスタード自体の旨味も加わって、味に奥行きが出ています。とってもいい仕事をしてくれるので、粒マスタードは入れたほうがいいと思います!
こんがり焼いたベーコンと一緒に食べると、香ばしさと塩気が加わってさらに最高♪ 甘い⇒しょっぱい⇒甘い⇒しょっぱい…とずっと食べていられます。ここにレーズンやくるみを加えてもきっとおいしいだろうなぁ。今度やってみよう♪ これでわたしのさつまいもレシピは、天ぷらとこのちょっとおしゃれなスイートポテトサラダの2つになりました。よかった♪ よかった♪
みなさんも、さつまいもを使ったほんのり甘い「スイートポテトサラダ」、作ってみてくださいね。
<参考文献>
「さつまいも大学〜鹿児島県がさつまいも産地である理由!どうして鹿児島県ではさつまいも生産が盛んなの?〜」
https://sweetpotato.university/kagoshima.html
「minorasu〜サツマイモ(甘藷)生産量の都道府県ランキング! 収量アップ&省力化のコツとは〜」
https://minorasu.basf.co.jp/80135
「JAグループとれたて大百科〜秋・冬の旬野菜サツマイモ〜」
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=38
配信: あたらしい日日
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