「後悔のないようにな」日常は当たり前じゃない。寡黙な義父が夫を呼び出し伝えたかったこととは?

「後悔のないようにな」日常は当たり前じゃない。寡黙な義父が夫を呼び出し伝えたかったこととは?

妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。仕事第一だった夫は、別居中に被災してしまった妻子が暮らす所へ通い、仕事を長期間休んで娘と向き合うように。娘に無関心だった夫が、娘のことを考えて育児するようになり、妻は娘と一緒に自宅へ帰ることにした。


この決断を義父母に報告すると、義父が「和樹くん、ちょっといいか」と声をかけてきた。


普段から寡黙な義父が、口を開きゆっくり話し出す。


「あの(地震の日の)朝、母さんに何も言わなかったんだ……」


妻が家を出る前、「いってきます」と声をかけてくれたのに、まともに返事もしなかった。その日、地震が起こって、真っ黒な外の景色を見たとき「ちゃんと返事をすればよかった」と後悔したという。

義父が夫に伝えたいこととは……?












「雪穂と何があったのかは知らない」

「二人ともいい大人なんだから親が干渉すべきではないと思っている」


娘が突然、孫を連れて帰ってきた。

それなのに、深く理由も聞かずに家に置いてくれた雪穂の両親。


あれこれ聞かなかった理由は『当人同士の問題だから』と考え、そっと見守ってくれていた優しさだった。


そして義父はこう言った。


「後悔のないようにな」


普段寡黙な義父がわざわざ二人きりの時間を作ってまで、夫に伝えてくれた言葉。自分と同じ後悔をしてほしくないという思いが、しっかり伝わってくる。


義父の思いを受け取った夫。妻や子ども、家族が、毎日そばにいることが「当たり前ではない」と気づいたきっかけとは?

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著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

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