朝はコレがなきゃ始まらないってくらい、納豆好きなわたしですが、最近話題の便利グッズがあるらしいんです。その名も「納豆棒」。これで混ぜ混ぜすると、納豆がフワフワ&旨味も最高になるんですって!しかも、今回試すのは、お米由来のプラスチックでできたエコな商品。納豆フリークとしてはチャレンジするしかないでしょ~。せっかくなので、納豆棒とお箸、それぞれで混ぜた納豆を食べ比べてみましたよ♪
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納豆棒を使うと、何がどういいの?
こちらが、株式会社リョウケが9月に発売した「お米で作ったかきまぜ納豆棒」(500円・税込み)です。
納豆棒は、文字通り、納豆をかき混ぜる棒。80個の突起があり、この突起によって納豆と空気を上手にかき混ぜることができます。
ちなみに、納豆のネバネバは、グルタミン酸とフラクタンという糖の一種からできているそうです。グルタミン酸といえば、昆布にも含まれる旨味成分ですね。
納豆が長く糸を引くのは、グルタミン酸が折りたたまれて、つながっているためだと言われています。これを納豆棒でかき混ぜることで、グルタミン酸がちぎれて、一部が遊離。その結果、旨味がアップするという原理です。
使用後、テーブルに置いても先端がテーブルにつかない設計。握りやすいグリップデザインで納豆を混ぜやすい。
また、この納豆棒は、ライスレジン®を使用して作られています。
(※ライスレジン®は、バイオマスレジン南魚沼の登録商標)
ライスレジン®とは、食用に適さない古米や、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、飼料にも使えず廃棄されてしまう米を原料にし、石油系プラスチックの含有量を下げたバイオマスプラスチック。地上の二酸化炭素に影響を与えない「カーボンニュートラル」に向けた取り組みを後押しする、環境に配慮された製品なんです。
お米でできた納豆棒って、なんだかそれだけでおいしそうですね(笑)。
箸と納豆棒、実際に混ぜ比べてみた!
では、いよいよ実際にかき混ぜてみましょう!
納豆棒で納豆をかき混ぜると、箸で混ぜた時とどのくらい違いがでるでしょうか?
まずは、50回かき混ぜてみました。
上の写真は箸でかき混ぜたもの、下の写真は納豆棒で混ぜたものです。
納豆棒でかき混ぜた方が、明らかに強く粘りが出ていますね。
次は、100回かき混ぜました。
粘りが強すぎて少しブレてしまいましたが(笑)、やはり納豆棒で混ぜた方が粘ります。
さらに、200回かき混ぜたところ。
200回ともなると、箸で混ぜた納豆もかなり粘ってはいますが、やはり納豆棒でかき混ぜたものの方が、粘りがしっかりしていて、持ち上げても固まりとなって落ちてきません。納豆棒、スゴイ!
さて、気になる味の違いは!?
食べ比べてみると、明らかに粘りが違う!箸で混ぜた納豆が、ネバ~トロ~としているのに対し、納豆棒で混ぜたほうは、ネバッフワッとしている感じでした。
旨味は、粘りほどの明確な違いはありませんでしたが、納豆棒の方がふんわりしている分、口の中いっぱいに風味が広がる感じでした。
納豆混ぜ混ぜか・ら・の~「ひっぱりうどん」作ってみた!
今回使用した納豆棒を製造・販売しているリョウケの工場は、山形県村山市にあります。村山市は、納豆を使う郷土料理「ひっぱりうどん」発祥の地であり、この納豆棒はひっぱりうどんをおいしく作るためにも最適なのだとか。
ひっぱりうどんは、大鍋に入れたうどんをひっぱり合って食べることから、その名がついたと言われています。せっかくなので、夕食は納豆を使ったひっぱりうどんにしてみました!
材料(1人前)
うどん(乾麺)…1束
納豆…1パック
青ねぎ(小口切り)…少々
かつお節…少々
サバ水煮缶…1/2個
卵…1個
しょうゆ…少々
作り方
1. 鍋に湯を沸かし、うどんを通常より1分程度短くゆでます。
2. その間にタレを作ります。器にうどん以外の材料をすべて入れ、納豆棒でかき混ぜます。
3. うどんがゆであがったら、お鍋を囲んでうどんを器にとり、タレを絡めて食べます。
まろやかすぎるフワトロうどんに!
納豆棒の効果か、タレは泡立つように粘っていて、熱々のうどんに、よくまとわりついてくれます。
たっぷりタレを絡めたところで、麺をズズッとすすってみます。
うわあ、まろやか~!
納豆、サバ缶、かつお節、それぞれの旨味が絶妙に混ざりあい、それを卵がバランスよくまとめてくれています。
サバの水煮の生臭さが心配だったのですが、食べてみると、まったく臭みはありませんでした。
夫は一口食べて、「おっ、思ったよりはるかにうまい!」と気に入った様子。
「タレの口当たりがフワトロッとしていて、カルボナーラみたいだね」と言っていました。
手軽に調理できますし、納豆棒を使ってまた作りたいと思います!
ご飯にかける納豆はもちろん、「ひっぱりうどん」もおいしく仕上がる「納豆棒」。
気になる方は、ぜひお試しを!
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配信: あたらしい日日
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