こんにちは!鹿児島県でとうもろこしや西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。南国・鹿児島も、かなり冷え込み乾燥してきました。すると、口の中は乾いてネバネバ、喉もイガイガしがち…(泣)。今回は、そんな冬にぴったりの新しいお茶の飲み方を紹介。緑茶にハーブを加えて抽出するんです!一口飲めば「は~生き返る~」って喉も心も喜んじゃいますよ♪
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冬になって乾燥してくると、どうしても喉がイガイガするし、口臭などが気になる人も多いと思います。
そこで、お茶産地・南九州市に住むわたし流「日本茶にハーブをプラスする」という飲み方をご紹介します!
いつものお茶に、リラックスや体を温める作用のあるハーブを加えることで、心身がじんわり潤うブレンドティーができます。口と喉もスッキリする一杯になりますよ♡
ブレンドティーに必要な道具と材料は…
必要な道具は家にあるもので十分です。
好きなお茶の葉と、好きなハーブ。そしてカップに、ティースプーンとアイス用のミニスプーン、ティーバッグ(もしくは茶こし)です。
カップは、透明のものか白っぽいものがおすすめです。
お茶やハーブを抽出した色がとてもきれいで見た目にも癒されますよ。
今回は、緑茶にほうじ茶、玄米茶と、ハーブは値段もお手頃なレモングラスとミントを用意しました!
あとは、好みで果物を乾燥させたものを用意すると、ブレンドがより楽しくなります!
さっそくブレンドしてみた!
分量の目安は、ベースとなるお茶がティースプーン1杯、合わせるハーブがミニスプーン1杯です。
まずは緑茶をティースプーン1杯分入れます。
次にレモングラスをミニスプーンで1杯。
レモングラスは、リラックス作用に加え、集中を促したり、血行をよくしたりしてくれます。また、胃の動きを活発にしてくれる働きもあります。
私はゆずが大好きなので、ゆずの皮を乾燥させたものも少し入れました。
ティーバッグの中はこんな感じになります。
浸出時間は、お茶の種類によって異なります。今回は緑茶の普通煎茶を使ったので約1分待ちます。だんだんと色が濃くなっていきます。
今回の分量でブレンドした場合は、急須でお茶を淹れるときより茶葉が多めになるので、大きめのマグカップやマイボトルでたっぷり楽しむことができます!
ドライマウスもリフレッシュ!「レモングラス&ゆず緑茶」
こちらが、緑茶+レモングラス+ゆずをブレンドしたお茶です。
緑茶の中に、爽やかなレモングラスの香りと、ゆずのすっきりとした酸味を感じることができ、とっても飲みやすいです。
マスク生活が長く続き、口の中のねばつきなど不快を感じることも多いですが、このブレンドティーを飲むとすっきりリフレッシュすることができますよ♪
爽やかに体を温める「ミント・しょうが・りんご玄米茶」
こちらは、玄米茶+ミント+しょうが+りんごのブレンドティーです。
冬の乾燥時期、喉のイガイガが気になりますよね。そんなときは爽快感のあるミントがおすすめです。ミントは心を落ち着かせて、リフレッシュしてくれます。
また、冬の冷え対策に生姜がおすすめです。生姜だけで辛くて飲みにくい場合は、今回のようにりんごやマンゴーなど少し甘めの果物を合わせるとフルーティーでより飲みやすくなります。
今回ご紹介した2種類は、あくまでもわたしが好きな組み合わせです。
お気に入りのハーブを見つけて、色々なアレンジを楽しんでみてください。
日本茶に合うハーブティー①「疲れ目に優しいバタフライピー」
わたしが日本茶に合うと思っているおすすめハーブティーをさらにご紹介します。
こちらは、バタフライピーを抽出したお茶です。青い花にはアントシアニンが含まれています。
アントシアニンは抗酸化作用を持つポリフェノールの一つ。疲れ目でお悩みの方にもおすすめです。何といってもこの真っ青な色がきれいですよね。
あっさりした甘みのあるバタフライピーは、緑茶と合わせるとバランスの良い風味になります
日本茶に合うハーブティー②「酸味で疲労回復☆ハイビスカスティー」
こちらはハイビスカスティーです。すっきりとした酸味があり飲むとサッパリします。
ビタミンCが豊富で、疲労回復が期待できます。ピンク色が可愛いですね。
単体では酸っぱいと感じる人もいますが、緑茶と合わせることで酸味が抑えられて、おいしく飲むことができると思います。
並べてみると、色合いが鮮やかです。緑茶と合わせても、もちろんきれいですよ~。
自分でブレンドしたお茶をマイボトルに入れて、いつもとひと味違うアフタヌーンティーを楽しみましょ~♡
※「ドライマウス(さまざまな原因で唾液の分泌量が減り口の中が乾燥している状態)」の人は、緑茶やコーヒーなどのカフェイン入り飲料をたくさん飲むと利尿作用により、唾液の分泌量が減り、かえって口臭などの原因になるのでご注意ください。
農業と宿泊業の二足のわらじを履く暮らし
突然ですが、ここでわたしの1日のルーティンをご紹介します。
わたしは、家族と一緒に農業に従事する傍ら、古民家を改装した宿2軒の運営と、農業体験のプログラムを実施しています。
10時のチェックアウトに合わせて宿泊施設の掃除、チェックインの準備を済ませます。そして15時のチェックインまでの間、畑の手伝いや出荷作業を行います。
画像は冬に収穫する西洋にんじん。華やかで、収穫作業をしているだけで楽しい。
家に戻って食事をとる時間がないときや、気分転換したいときは畑でピクニックをします。広々とした田畑を眺めながら、お茶やブレンドティーを飲んでいると、とってもリラックスした気分になるんです。
畑と宿を行き来する暮らしは、飽きっぽい私にはぴったり。ただ、農作業着と宿でお客さんをお出迎えする服装はもちろん違うため、着替えが面倒くさいのが悩みですね(笑)。
冬になると、頴娃(えい)の冬の風物詩「大根やぐら」があちこちの畑に建ちます。
やぐらを見ると、あぁ~今年もこの季節になったかと思います。
今後も季節の移ろいと共に、畑の様子や、宿、まちの様子を鹿児島からお届けしていきますね!
頴娃のお福分け
瀬川知香(せがわ ちか)さん
鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅(はたたび)」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。
★暮らしの宿 福のや、(宿泊施設案内)
https://www.fukunoya-ei.com/
★大野岳の麓 茶や、(宿泊施設案内)
https://chaya-ei.jimdofree.com/
★頴娃のお福分け(畑の様子や農産物の案内)
https://eino-ofukuwake.jimdofree.com/
配信: あたらしい日日
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