【リュウジレシピ】すべてのポトフが過去になる…噂の「至高のポトフ」作ってみた!「え、野菜を焼くの⁉」

【リュウジレシピ】すべてのポトフが過去になる…噂の「至高のポトフ」作ってみた!「え、野菜を焼くの⁉」

すっかり寒くなっておでんやスープが恋しくなる季節です。バズレシピでおなじみ、料理研究家のリュウジさんが「至高のポトフ」なる料理を披露し、Twitterで話題になっています。こちらもほっこり体が温まりそうな料理ですが、リュウジさん曰く「すべてのポトフが過去になる」と豪語するほどの出来栄えらしい。そこまで言うなら、のっかります!さっそく作ってみましょう♪

【リュウジレシピ】『至高の野菜スープ』作ってみた!うま味満点!野菜嫌いの子供が「おかわり~」連呼しちゃう

1.7万いいね!を獲得したTwitterの話題レシピ♪

バズレシピでおなじみ、料理研究家リュウジさんのTwitterはこちら。


Tweetを見て実際に作った人たちからは、「本当においしかった!」「このポトフは野菜のうま味甘味がしっかり出てて、すごくおいしいです!」「これ、ほんとにおいしかった…キャンプで作ったらみんなに喜ばれたし、今もたまに作る」「レシピ通りに作ったら びっくりする程おいしかったです」「去年の冬に作って、あまりのおいしさに夫婦でどハマりしましたー。野菜の焦げた部分とか皮がマジでおいしい」などなど、大絶賛のコメントが続々と!

どうやら野菜を煮込む前に、焦がし気味に焼くことがポイントみたいですね。さっそく作ってみましょう♪

リュウジさんの「至高のポトフ」材料と作り方

【材料】4人分 
キャベツ…1/2個
じゃがいも…300g
にんじん…300g
玉ねぎ…1個
ベーコン(厚切り)200~220gほど ※ソーセージでも可
にんにく…3かけ
オリーブオイル…適量
コンソメ(顆粒)…大さじ1
水…1400ml
塩…小さじ1弱
黒こしょう…適量
粒マスタード…適量

◆仕上げ
乾燥パセリ…適量

◆味変 ※お好みで
粉チーズ…適量

4人分は量がかなり多いようなので、今回、分量を半分にして2人分作ることにしました。なお、野菜の切り方などは、レシピ通り、4人分の材料で紹介しています。

【作り方】
1.キャベツを4等分にします。

2.玉ねぎを切るときはひと工夫。

頭部分を切り落として皮を剥き、

根の生えているおしり部分は茶色の部分だけ薄めにそぎ落とします。おしり部分の芯を残すと、くし切りにしたときに玉ねぎがバラバラになりにくいとのこと。


玉ねぎ1個はくし切りで8等分にします。

3.じゃがいもは皮を剥かず、たわしなどでしっかり洗い、芽があったら取り除き、半分に切ります。

4.にんじんも皮を剥かず、しっかり洗ってヘタを切り落とします。長さを半分にして、それぞれ縦半分に切ります。つまり1本を4等分するわけですね。太いにんじんだと4等分がかなり大きいサイズになるので、さらに半分に切るなどちょうどいい大きさにするのがいいと思います。

5.ベーコンは1㎝幅に切ります。

下の画像はレシピの分量を半分にした2人分ですが、この野菜の量!2人分でもけっこうなボリュームです。

レシピの分量を半分にした2人分の野菜

6.1~5を焼きます!これが「至高のポトフ」最大のポイント!

まずはキャベツから。オリーブオイルを引いて熱したフライパンにキャベツを入れ、焦げ目をつけます。野菜に火を通すのではなく、焦げ目をつけるのが目的。火加減は強火と中火の間くらい。

焦げ目がついたらひっくり返してもう片面にも焦げ目をつけます。リュウジさんは下の画像よりもっと強めの焦げ目をつけていました。これじゃ焦げ具合が足りないかしら?でも焦げ焦げにしすぎるのも…と思い、今回は片面2分ずつ焼いて焦げ目をつけることに。

両面に焦げ目がついたら、ポトフを煮る鍋に入れます。

7.再びフライパンにオリーブオイルを引き、続いてにんじんを焼きます。にんじんは片面に焦げ目がつけばよいとのこと。火加減はキャベツと同じ、強火と中火の間くらい。

2分ほど焼き、にんじんの片面に焦げ目がついたら、鍋に移動。

8.じゃがいもと玉ねぎも同様に。フライパンにオリーブオイルを引き、じゃがいもは片面、玉ねぎは両面に焦げ目がつくまで焼き、鍋に入れます。どの野菜も片面2~3分ほど焼くと焦げ目がつきました。

9.野菜を焼いた後、ベーコンを焼きます。ベーコンから脂がでるのでオリーブオイルは引かず、両面に焦げ目がつくように焼いて、鍋に入れます。

10.最後に、フライパンに皮を剥いてつぶしたにんにくとオリーブオイルを入れ、にんにくをこんがり焼き、鍋に入れます。

野菜を焼いた後にベーコンとにんにくを焼くのは、この後フライパンに水を入れ、ベーコンの脂やにんにくの風味を水に移し、その水でポトフを煮込みたいからだそうです。

11.にんにくを焼いたフライパンに水を入れ、フライパンに残った野菜などの旨味を水に移します。

フライパンに入れた水は加熱せず、そのまま野菜の入った鍋に注ぎます。

12.鍋にコンソメと塩を入れ、中火で沸騰させます。アクが出ても、野菜のうま味なので取らなくて大丈夫とのこと。

沸騰したら強めの弱火にして、ふたをして30分煮込みます。煮込んだら味見をして、味を調整します。

13.お皿に盛り付け、黒こしょうとパセリをかけ、粒マスタードを添えたら出来上がり。調理時間は煮込み時間も入れて約50分でした。野菜に焦げ目をつける工程を野菜ごとではなく、全部一緒にまとめて焼けば、調理時間を短縮できると思います。

では、冷めないうちにいただきます!

まずはスープ。おお~、野菜の甘みーーーーい♡スープには野菜の甘みとうま味、ベーコンのコクがたっぷり溶け出しています。自然の恵みを感じるやさしい味です。

じゃがいもはスプーンでスッと切れるやわらかさ~。

にんじんも~。スッと切れる。

キャベツも~。スッと切れるほどやわらか~い。

じゃがいもはホクホク。キャベツと玉ねぎはトロトロ。にんじんは激アマで、粒マスタードの酸味とよく合います。食べると体がポカポカしてくるので、寒くなるこれからの季節にぴったり。野菜がたっぷり食べられて◎。

そういえばにんにくを入れましたが、風味や味は感じません。にんにくの主張はないですが、このスープの味わい深さの一角を担っているのかもしれませんね。

また、スープには野菜の旨味と甘みは感じましたが、野菜の焦がし具合が足りなかったのか香ばしさは感じませんでした。リュウジさんはけっこう焦げ焦げになるまで焦がしていたので、あれくらいのほうがいいのかな。次回はもう少し野菜を焦がして作ってみようと思います!

ちなみにリュウジさん曰く、「味変で粉チーズをかけたり、こってり食べたい人は、仕上げにバターをひとかけらのせてもいい」とのこと。一晩おくともっと味が染みるそうです。

野菜のおいしさをたっぷり味わえる、リュウジさんの「至高のポトフ」。体をポカポカにしてくれるので、ぜひ寒い日に作ってみてくださいね。

じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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