寒くなると、粕汁や甘酒が無性に飲みたくなります。イチから作ろうと、張り切って酒粕を買ってみるものの、ハンパに余ってそのまま冷蔵庫に…てのが、わたしのいつもの展開。そこで、ちょっとの酒粕で作れるレシピをネットで探したところ、目についたのが「酒粕と米粉のクラッカー」です。どんな味か気になる~。しかもグルテンフリー!簡単そうだし、さっそく作っちゃいましょ~♪
【いまさら人に聞けない】甘酒には2種類あるって知ってる?「飲む点滴」はどっち?話題の「生甘酒」も登場!
「酒粕と米粉のクラッカー」の材料はこちら♪
レシピは米どころ、山形県の農家に教わりました。酒粕、米粉(上新粉)以外は、わが家に常備しているものばかり♪
材料
米粉(上新粉)…100g
酒粕…20g
ナタネ油またはオリーブオイル…大さじ2
塩…小さじ1/2
水…大さじ1
酢…小さじ2
作り方
1.米粉に酒粕、油、塩を入れて、指先を使ってポロポロのそぼろ状にします。
2.水と酢を加え、練らずにまとめます。
水分が多い、または足りない場合は、水の量を調整してください。
また、酒粕によっては酸味があるものもあるので、その場合は酢の代わりに水を入れてください。
粉がまとまりにくかったので、わたしは水を元レシピより多く、大さじ3杯強入れました。
3.5mm厚さにのばして、細く切り分けます。
生地がポロポロ崩れやすかったので、オーブンシートの上で切って、シートごと天板にのせるといいかもです。
4.160℃に予熱したオーブンで約10分焼いて出来上がり(フライパンで焼いてもOK)。
10分では焼き目が付かなかったので、わたしは10分ほど長く焼きました。ちょっと焼きすぎたかも…?
はてさて、気になるお味は?
お~、ちょっと大人な味のおつまみって感じです!
まるでチーズみたいな、濃厚な風味。
これは癖になりますね~。
味見のつもりで一つ口に入れると、手が止まらなくなりました(笑)。
焼きたてはやわらかかったのですが、少しおいて冷ますと、しっかりとした歯ごたえに。
外側はカリッ、中はモチッとしていて、食感がいいです♪
ただ、1日おくと、固くなりすぎてしまったので、焼き上がったら、早めに食べるのをおすすめします。
夫の感想は、「これ、何でできているのか全然わからない。でも、チーズを感じる」とのこと。
「おつまみにいいね~!」と、冷蔵庫からケチャップを持ってきて、つけて食べていました。
わたしも、ケチャップを試してみたところ、うん、たしかに合う!
こしょうなど、スパイスを加えてもおいしそうだと思いました!
さらに余った酒粕は、こんなふうに使えます♪
定番の使い方も紹介しておきますね~。
酒粕甘酒
鍋に酒粕30g、水200ml、砂糖大さじ1を入れて火にかけ、煮ながら酒粕が溶けるようにへらで混ぜます。お好みでしょうがを入れても◎
わたしは、白砂糖ではなく黒糖を使って作ってみました。やさしい甘さで、体が温まりますね~。
焼き酒粕
酒粕を適当な大きさに切って、グリルやトースターでこんがり焼きます。お好みで砂糖、マヨネーズ、しょうゆなどをつけて食べるとおいしいそうです。
非常に濃厚な味で、焦げ目が付いているところは、サクッとしていました。わたしはアルコールに弱いので、1かけ食べただけで、クラ~としてしまいましたが、お酒に強い方はお好きかもしれません!
そのほか、みそ汁や豚汁を作る際に、みそを少し減らして酒粕を加えるなど、ふだんの料理にも使えるそうです!
この冬は、ぜひ酒粕を活用してみてください!
※酒粕にはアルコールが含まれているので、子ども、妊娠中の方、アルコールに弱い方、車を運転される方などは、食べないようにしてください。
参考レシピ:JA庄内みどり「女性部オリジナル お米を食べよう!レシピ」
http://www.midorinet.or.jp/komeko/komeko-recipe/komeko12-11.pdf
配信: あたらしい日日
関連記事: