親子丼のおいしさの秘密は、トロッとした半熟卵にアリ、と筆者は断言します。それゆえ火加減が難しく、手順がうろ覚えだと失敗すること必至です。先日放送のテレビ番組『ポップUP!』であのリュウジさんが披露した親子丼は、その肝心な部分がわかりやすくて丁寧。卵のかき混ぜ方から、2度に分けて卵を投入するタイミングも分刻みで指示をしています。ということは…超ズボラさんでも失敗せずに作れるというわけですね。
【リュウジレシピ】水を一滴も使わない「至高の無水肉じゃが」作ってみた!具材にうま味がギュギュッ!
料理研究家リュウジさん考案「至高の半熟焼き親子丼」の材料はこちら
【材料】(1人分)
鶏もも肉…150g
玉ねぎ…1/8個
卵…2個
ご飯…200g
サラダ油…小さじ1
割り下の材料
水…大さじ2と1/2
みりん…大さじ2
白だし…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
割り下はめんつゆで済ませてしまうことが多いので味わいが気になります。
下準備をします。
玉ねぎは薄切りします。
卵は1個ずつ軽く溶きます(黄身と白身が混ざりすぎないように)。
さっそく作っていきます。
卵の食感の違いが楽しめる親子丼
1. 中火で熱したフライパンにサラダ油を引き、鶏もも肉の皮面だけを焼きます。
皮に焼き色がついたら一旦取り出し、一口大に斜めにそぎ切りします。
2. 小さめのフライパンに水、みりん、白だし、しょうゆを入れ沸かします。
3. 玉ねぎを加え、強火で加熱します。
4. 沸騰し玉ねぎに火が通り始めたら鶏肉を加え、中火にしさらに加熱します。
5. 溶き卵1個分を回し入れ、フタをして1分ほど加熱します。
6. さらに残りの溶き卵1個分を回し入れフタをし、50秒ほど加熱します。
7. お茶碗にご飯を盛り、6をかけたら出来上がり。
つゆの香りと卵の半熟加減が食欲をそそりますね~。
難しい工程がなく、少ない材料で15分ほどで作れる手軽さがうれしい♪
作り方の最大のポイントは時間差で加えた2つの半熟卵ですね!
黄身それぞれの火の通り具合が違うので、舌妙な食感の違いが楽しめます。卵の白身と黄身を混ぜすぎなかったことも良かったみたいです。
つゆの味わいに深みがあって、鶏肉のうま味と半熟卵のうま味が漫然と混ざり合って…もう箸が止まりません! 鶏肉は皮目だけを焼いたので、身が硬くなることもなくプリップリ♪ 脂もほどよく抜けて後味さっぱり。
小学生の娘は「トロッとした卵とつゆがおいしい~♡ 」と気に入ったようで、つゆだくでご飯をたくさん食べていました(笑)。
砂糖を使わずみりんだけでも上品な甘さに仕上がっていて、食べやすかったんじゃないかな。
大人も子どもも楽しめる王道な味わいでした。
配信: あたらしい日日
関連記事:
配信元
