キャベツダイエットの効果と正しいやり方とは?管理栄養士が「やせるレシピ」と一緒に解説します!

キャベツダイエットの効果と正しいやり方とは?管理栄養士が「やせるレシピ」と一緒に解説します!

キャベツダイエットは正しく行わないと太る可能性も

キャベツダイエットはやり方を間違えると、効果が出ないだけでなく、かえって太る可能性もあります。
キャベツダイエットが失敗する理由は、以下のようなものが考えられます。

・キャベツ以外の食生活を変えていない
・キャベツに高カロリーなドレッシングをたっぷりかけている
・間食や飲み物、お酒など、嗜好品の量や頻度を減らしていない

キャベツダイエットのそもそもの目的は、キャベツを食べることで食事をカロリーカットすることです。
キャベツを食べたからといって、食事や嗜好品を何も変えていなければ体重は減りません。

むしろ、キャベツを食べているからと油断して食事の量が増えてしまえば、太ってしまうことも考えられます。

また、ドレッシングの中にはカロリーの高いものもあり、たっぷりとかけると意味がなくなってしまいます。
キャベツダイエットの効果をしっかりと出すために、次から紹介する正しいやり方をぜひチェックしてみてください。

キャベツダイエットの正しいやり方

キャベツダイエットの正しいやり方について、タイミングや量などを詳しく解説します。

1日1~2食、食事のはじめにキャベツを食べる

キャベツを取り入れるタイミングは、食事のはじめです。
1日1~2食を目安に取り入れるようにしてみましょう。

1日2食取り組むと効果を早く期待できますが、難しい場合や飽きるのが心配な場合は、1食でも問題ありません。
1食の場合は、食事量が多くなりがちな夕食で取り組むようにしましょう。

よく噛んでゆっくり食べると、より満腹感が生まれやすくなりますよ。

目安の量は1食80~100g程度

キャベツを食べる目安の量は、1食80〜100g(1/10玉)程度を目安にしましょう。
これは、キャベツなどの色の淡い野菜の1日の摂取目標量が230g程度とされているためです。

これ以上に食べても問題ありませんが、ほかの野菜もバランスよく取り入れられる量にしておきましょう。

キャベツの調理法は何でもOK

キャベツの調理法は何でもOKです。

千切りキャベツや湯通しキャベツがよいなど、さまざまな情報がありますが、キャベツダイエットの目的である食べすぎ防止(カロリーカット)ができるのであれば、お好みの方法で問題ありません。

・千切りキャベツ:噛み応えがあるため、満腹中枢を刺激して満腹感を得られやすい
・湯通し(ゆで)キャベツ:カサが減りたっぷり食べられるため、お腹が膨れやすい

加熱する場合は、栄養素をムダなく摂るなら電子レンジ調理がおすすめです。
茹でるとビタミンCやカリウムなどの栄養素が減ってしまうことが知られています。

ドレッシングはノンオイルのものやポン酢を選ぶようにし、ドレッシングからカロリーを摂りすぎないように注意しましょう。