「お金持ちが絶対条件!」安定した結婚を夢見て婚活。うまくいかない私を救ったのは?!

「お金持ちが絶対条件!」安定した結婚を夢見て婚活。うまくいかない私を救ったのは?!

条件の良い人と早く結婚したい、経済的に余裕のある人のお嫁さんになりたいと幼いころから考えていた私。そんな私の婚活中のエピソードや結婚が決まるまでの紆余曲折な道のりを紹介します。



お金持ちと結婚しなくちゃ!婚活に必死になる日々

私は幼いころから母親に、経済的に余裕がある人と結婚しなさいと言われ続けていました。これは父親が金銭面で少しルーズだったことからくる助言で、母親は毎日苦労していたのでしょう。そんな家庭で育った私は、お金持ちと結婚すれば必ず幸せになれると信じ続けていました。


そんな思いこみもあり、私は25歳の誕生日を迎えてすぐ婚活に専念し始めます。同級生も徐々に結婚し始めた時期で、焦りがありました。また、母親が婚期が少し遅れたことを後悔していて、娘には早く結婚して欲しいと急かされていたことも理由です。


まずは、医師や弁護士など特定の職業の男性を集めたパーティーに積極的に参加。とにかく性格や見た目は二の次で、収入や職業にこだわることに必死でした。友人から相性があう人や誠実な人を探した方がいいとアドバイスされても、当時の私は聞く耳を持ちません。


婚活中に知り合った何人かの男性とデートするものの、うまくいきません。そんな私は自分の魅力が足りないからではないかと考え、ファッションやメイクなどもすべて変えました。自分のスタイルを曲げても、とにかく結婚したいと必死だったのです。

婚活に疲れた私。幼なじみと久しぶりに再会し…

婚活に少し疲れ、お盆休みに約1週間ほど帰省した私。すると、幼なじみの男性が実家に遊びに来てくれました。地元で就職した彼との久しぶりの再会に喜んでいると、思いがけず彼から「昔の私とは様子が違う、悩んでいないか」と言われたのです。


彼の言う通り、うまくいかない婚活に必死になり疲弊し将来に絶望していたので、ついつい彼に悩みを相談してしまいました。彼にとっては興味のない話だろうなと思いましたが「また相談にのる」と言ってくれたのです。


帰省後も、彼に相談することが多くなりました。優しい彼はどんな話でも静かに聞いてくれて、的確なアドバイスをくれます。定期的に連絡を取るうちに距離も近くなり、お互いに心を許すようになっていったのです。

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