1.1個当たりを小さく薄く
お好み焼きは、作るものが大きいと時間がかかってしまいます。時短レシピでお好み焼きを作るには、1個当たりの大きさを「小さく薄くする」のがポイントです。こうすることで火の通りにムラができにくく、蒸し焼きでも熱が通りやすいため、全体に熱が通るまでの時短になります。
特に、電子レンジ調理の際は、熱が通りやすいので安心です。一度にたくさん焼けるので、子どもの人数が多くても対応でき、すぐ食べさせられるでしょう。
逆に、大きく厚みのあるお好み焼きは、中心部分がなかなか焼けず、時間がかかってしまいます。あらかじめお好み焼きを小さめに作っておけば、お弁当などにも活用できるので、とても便利です。
2.具材は小さめにカット
お好み焼きを小さく薄くするには、具材の大きさも小さくする必要があります。
大きなキャベツの芯などがゴロっと入ってしまうと成型しにくく、小さなお好み焼きは作れません。キャベツの固い部分はなるべく薄切りにして細かくカットし、そのほかの具材も小さめにカットしておきましょう。そうすることで火が通りやすくなり、生地の量が少なくても成型しやすくなります。
また、生地の量は少ないほうが電子レンジ調理で蒸し焼きにしても生焼けになりにくいのです。具材を小さめにカットすることで、安全でスピーディーなお好み焼きを作ることができるでしょう。
3.焼かずに電子レンジ調理
時間をかけずにお好み焼きを作る場合は電子レンジ調理がおすすめです。
電子レンジはフライパンで焼くお好み焼きとは違い、食材の中から火を通します。そのため、表面は焼けているけれど中には火が通っていないといったトラブルはありません。しっかりと電子レンジで蒸し焼きにすれば、食中毒などを予防することもできるでしょう。
フライパンで焼くお好み焼きとは違い、裏返すこともないので型崩れしないですし、火を使わないので焦げる心配もありません。また、電子レンジは「水分から先に温まる」という特徴があります。キャベツなど水分の多い野菜は火が通りやすいのです。これにより、短時間で熱が通り、お好み焼きが硬くならずふんわりと仕上げることができます。
4.生地に小麦粉を使わない
お好み焼きは小麦粉を使わないほうが加熱時間が短くて済みます。生地には、小麦粉の代わりに豆腐や山芋、おからなどを入れましょう。また、卵とだし汁だけでも生地を作ることは可能です。こうすることで加熱時間を短縮させ、カロリーも減らせるでしょう。
作り方は、まずキャベツやもやし、肉などの具材を混ぜたお好み焼きの生地を、耐熱皿に薄く広げます。その上にラップを軽くかけ、様子を見ながら600Wのレンジで5分ほど加熱します。中まで火が通ったら、お好み焼きソースやマヨネーズ、かつおぶしなどを乗せます。
見た目は焼いたお好み焼きと変わらず、小麦粉で生地を作ったときよりもフワフワの食感が楽しめます。
お好み焼きは自由度の高さが魅力
お好み焼きは、生地の作り方や焼き方、中に入れる具材なども自由に選ぶことができます。工夫次第で焼き時間を短くすることができ、アレンジのバリエーションも豊富です。子どもを待たせず、お腹いっぱいお好み焼きを食べさせてあげたいときは、紹介した方法でお好み焼きを作ってみてください。