初めての赤ちゃんの誕生でウキウキしていた私は、出産前からベビー用品は何を買おうかと探していました。臨月が近づき義母にベビー用品は何を買おうかと相談すると、「ベビー用品のことはまだ考えなくて大丈夫よ。あなたは考えなくていい」と言われました。私は生まれてくる赤ちゃんのベビー用品を選ぶことが楽しく、考えなくていいと言われたことへのショックと一抹の不安を感じたのです。
ベビー用品がない赤ちゃんとの暮らし
赤ちゃんが誕生し、自宅に帰ってもベビー用品はなく、ずっと腕に抱っこする生活が始まりました。赤ちゃんを床に寝かせようとするとすぐに泣いてしまい、夫は「うるさい!」と言い機嫌が悪くなりました。
初めての赤ちゃんの育児のため、手いっぱいで家事をすることもできないので、バウンサーや抱っこひもを購入したいと夫に打ち明けたところ、なぜか夫は電話で義母に報告をしたのです。その後、義母から私に電話がきました。
ベビー用品がなくても子育てはできる
そして、義母が赤ちゃんを育てていたころはベビー用品に頼らず育ててきたと電話で話してきたのです。義母曰く、「今の若い人は便利な育児用品に頼っている。そんな育て方ではまともな子は育たない。ぜいたくだ」と言うのです。
家事ができなくて困っていると話すと「赤ちゃんは眠っていることがほとんどだから、その間にやりなさい。そんなこともできないの? まだまだあなたはダメね」と言われ私は大変悲しくなりました。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)