実はバリエーション豊富な鍋焼きうどん
王道の具材をたっぷりと
鍋焼きうどんに使うお鍋は、基本的に一人用の土鍋かアルミ鍋。そこにめんつゆ、ゆでうどん、お好みの具材を入れ、グツグツ煮て作ります。
鍋焼きうどんというと少し手が込んでいるイメージがありますが、お鍋ひとつで作れるので意外と手軽ですよね。
@tomo.tomomiさんの鍋焼きうどんは、蒲鉾やシイタケ、油揚げ、ネギ、卵など王道の具材をたっぷりと。
実はこちら、前日に「 鶏すき焼き風」のお鍋を作ったときの具材の残りを使っているのだとか。こんなふうに、残り食材を上手に活用するのも手ですね。
伊達巻
鍋焼きうどんに絶対欠かせないという具材はありますか?
@angeakanekさんのおうちでは、お正月のおせち料理でおなじみの「伊達巻」が必須なのだとか。つゆを吸った甘い伊達巻はクセになりそうなおいしさで、一度食べたらハマってしまうこと請け合い。
もしも、おせちの残りがあったらラッキー! ぜひ試してみてくださいね。
力&きつね&天ぷら月見うどん
ふわふわのメレンゲ卵が華やかな、@lipmomo230さんの鍋焼きうどん。
そのほかの具材は餅巾着と、あとのせサクサク天ぷらも付いていて、名付けて「力&きつね&天ぷら月見うどん」という豪華な内容になっています。
餅巾着を入れれば、力うどんときつねうどんの両方が楽しめるというのは、目からうろこです!
天ぷらは、菜の花、天使の海老、椎茸、スナップエンドウというラインナップで、春の味覚を先取り。
どれから食べようか迷ってしまいますね。
具沢山けんちんうどん
里芋やゴボウ、にんじんなどの野菜を油で炒めてから煮込む「けんちん汁」に、うどんを加えて作る「けんちんうどん」。
@yumi.s225さんは、大きな土鍋を使い、里芋、白菜、ゴボウ、にんじん、油揚げ、しめじのほか、海老の天ぷらやゆで卵、カニカマなども加えて。
具沢山だから栄養も彩りもばっちりで、素材の旨みが溶け込んだつゆも絶品ですよ!
鍋焼き味噌煮込みうどん~温玉を添えて~
味噌の香りとコクがうどんに染みた「味噌煮込みうどん」は、心も体もぽかぽかと温まる一品。味噌は煮込みに適した赤味噌(豆味噌)を使うのがおすすめです。
名古屋名物の味噌煮込みうどんは鶏肉と生うどんが入りますが、おうちで作るなら、豚肉や冷凍うどんなど、冷蔵庫にある材料で作ってもいいですよね。
@yunchan_kitchenさんは、野菜のほかに、鶏ももミンチと残り野菜でつみれ風の肉団子を作って入れています。
味噌と相性の良い卵を絡めて食べれば、おいしさがさらにアップします。
鶏たま出汁うどん
シンプルな味付けでもおいしい鍋焼きうどんは作れます。
@chanry_16さんの「鶏たま出汁うどん」の味付けは、粉末だしと白だしのみ。作り方もシンプルで、ほんの少し厚めに切ったネギと鶏肉、だしを土鍋に入れて煮込みます。ぐつぐつしてきたら卵を落とし、さらに1分程経ったらうどんを入れるだけです。
鶏皮からも良い出汁が出るのでつゆがとにかくおいしくて、思わず全部飲み干してしまいそうになりますよ。
きしめんで
名古屋名物の「きしめん」は、薄い平打ちめんで、ツルツルとした喉ごしが特徴。
@akaibarasutekiさんは、そんなきしめんを使って鍋焼きうどんに。かつおだしをきかせたつゆに、鶏肉やにんじん、蒲鉾、青菜などを入れて煮込んでいます。平たい麺につゆが良く絡んで美味。
赤味噌(豆味噌)を使って、名古屋風「味噌煮込みきしめん」にアレンジするのもいいですね。
極太うどんで
アルミ鍋に入ったビジュアルがたまらない、@higucciniさんの鍋焼きうどん。
うどんは栃木県那須塩原市の製麺所「菊池市郎商店」の「極太うどん」で、煮込めば煮込むほど味が染みわたるうえ、煮崩れしないのが特徴です。
@higucciniさんはあごだしを使って、弱火でコトコト煮込むこと約1時間。そこにちくわ磯辺天、しめじ、ねぎ、卵、ほうれん草をのせて再び煮込んだら出来上がり。
味がしっかり染みたもちもちのうどんをすすり、カリカリのちくわ磯辺天をかじる……。ああ、想像しただけでもたまりません!
アルミ鍋は持ち運びが楽なので、キャンプにも良さそうですね。
鍋焼きうどんでほっこり温まろう
鍋焼きうどんは寒い季節に何度も食べたくなるメニューだからこそ、アレンジを効かせて飽きずに楽しみたいですよね。
つゆは粉末出汁やめんつゆを使うほか、時間があるときは出汁をとるところから始めてみるのもいいかもしれません。
おいしい鍋焼きうどんでほっこり温まって、寒さを吹き飛ばしましょう!
配信: おうちごはん