【栁川さん家のパンのある生活~第3回~】ミルクブレッドの基本とアレンジ

【栁川さん家のパンのある生活~第3回~】ミルクブレッドの基本とアレンジ

「シンプルな料理をより美味しく!」をモットーに、毎日食べても飽きない「おうちごはん」が得意な栁川かおりさん。インスタグラムやブログではパンレシピを度々アップし、定評を集めています。そんな栁川さんに「栁川さん家のパンのある生活」と題し、パンのこね方から、アレンジ方法まで幅広くご紹介していただきます。
今回は、水の代わりに牛乳を使ったミルクブレッドの作り方をご紹介します。成型のアレンジの仕方も2つありますので、ぜひいろいろな形のミルクブレッドを作ってみてください!

 

牛乳に変えるだけで「もっちり」「ふわふわ」を味わえる!

基本の丸パンの生地に慣れてきたら、次は材料を少し変えて作ってみましょう。今回は水の代わりに牛乳を使ってミルクブレッドを作ります!

牛乳で生地を仕込むと、もちもちでふわふわなパンになるのが特徴! パンの大きさを変えるだけでも食感は変わってきます。いろいろな成型にチャレンジして、食感の違いを楽しむのも面白いかもしれないですね。

牛乳を入れると生地が少し重く感じますが、頑張ってこねましょう!

 

ミルクブレッドの作り方

【材料(6個分)】
強力粉 200g
砂糖 15g
ドライイースト 3g
牛乳 145~155g
無塩バター 30g
塩 3g

【作り方】
2~6の工程は基本の丸パンと同じになります。

●基本の丸パンのレシピはこちら
『基本の丸パン。』

1.材料を準備する。

・大きめのボウル(ボウルA)に半量の強力粉と砂糖、ドライイーストを入れます。
・小さいボウル(ボウルB)に残りの強力粉と塩、角切りにした無塩バターを入れます。(バターは小さく角切りにして常温に戻しておくと、生地をこねるときになじみやすいですよ。)
・牛乳は人肌くらいに温めておきます。

2.生地を混ぜる。

ボウルAのイーストをめがけて温めた牛乳を加え、ヘラで手早く混ぜます。ある程度混ざってきたら、ボウルBを加えてさらに混ぜます。水っぽさがなくなり、生地がひとかたまりになるまで混ぜましょう。

3.生地をこねる。
生地を伸ばしたり叩いたりを繰り返していきます。今回の生地はバターが多めなので、こね始めはベタつく感じがあります。生地が台からするんと離れるくらいになるまで手早くこねていきましょう。「叩き」は生地がある程度まとまってから加えていくといいですよ。

4.一次発酵させる。
生地の表面をぴんと張るようにして丸め、とじ目を下にしてボウルに入れます。ぴったりとラップをして、生地が2倍の大きさに膨らむまで温かいところに置いておきます。粉をつけた指で押して、生地が戻ってこなければ発酵完了です。

5.分割する。
生地を台に取り出し、6等分にします。生地を丸めてとじ目を下にして置いたら、かたく絞った濡れ布巾をかけて10分ほど寝かせます(ベンチタイム)。

6.成型して二次発酵させる。
生地の表面がぴんと張るように丸め直し、オーブンシートを敷いた天板に等間隔に並べます。温かいところに30~40分置き、ひと回り大きくなるまで二次発酵させます。

7.焼成する。

二次発酵が終わった生地に、強力粉(分量外)を茶こしなどで振りかけ、ぺティナイフなどのよく切れるナイフで切り込みを入れます。今回は表面に3本切り込みを入れてみました。190度に予熱したオーブンで12~15分焼きます。

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『ミルクブレッド。』

 

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