【アレンジ編】味や食感の違いを楽しめるグミを作ろう
基本の作り方を覚えたら、味や食感が違うアレンジレシピも試してみて!どれも難しい工程はなく、少し手を加えるだけで見栄えや味がぐっと良くなります。ぜひ色々なレシピの手作りグミを作って、好みに合ったものを見つけてみてくださいね。
ハードグミ好き必見!
グミのなかでも噛み応えがあり、硬い食感が魅力のハードグミ。グミはゼラチンが多いほど弾力が出るので、ゼラチンを10gから15gに増やして作りましょう。
ザラザラした食感が欲しい場合は仕上げにグラニュー糖を、すっぱいグミが好きならクエン酸をかけます。グラニュー糖は時間が経つと溶けてしまうので、食べる直前に振りかけるのがポイントです。
流行りの地球グミも手作りできちゃう!
慣れてきたら、SNSや動画投稿サイトで流行りの地球グミも作ってみて!まずは砂糖、レモン汁、水をなべに入れ中火にかけます。とろみがついたら火を止め、赤色の色素を入れて混ぜれば、地球グミの特徴「マグマソース」が完成。
続いて砂糖、水飴、水、粉ゼラチンを加熱し、ミキサーでフワフワになるまで泡立てながら青色の色素を投入すれば、グミ液の出来上がりです。あとは丸い型に「グミ液→マグマソース→グミ液」の順番で入れ、1時間ほど冷やし固めましょう。マグマソース作りが面倒なときは、ストロベリーソースやいちごジャムで代用できますよ。
練乳で作る優しい味のミルクグミ
基本のグミに練乳を加えると、優しい味わいに仕上がります。作り方は簡単、ジュースの代わりに水飴と砂糖、ゼラチンでグミ液を作り、型に流しいれる前に練乳を入れて混ぜ合わせるだけ。
水飴がない場合は、牛乳で代用することもできます。練乳の濃厚な味と優しい香りで、いくらでも食べられる美味しさです♪
ドライフルーツで作る果肉入りの本格グミ
グミの中にドライフルーツを入れれば、まるで本物の果物を食べているような感覚を楽しめます。
おいしさがギュッと凝縮された果肉入りのグミは、ドライフルーツの種類によって食感が変化。「シャキシャキ」「もっちり」など、お好みの食感にできますよ。小さくカットしたドライフルーツをグミ液と一緒に型に流し込むだけで作れるお手軽さも魅力です。
グミ作りの注意点
色々なアレンジが楽しめる手作りグミ。せっかく作るなら、美味しく仕上げたいですよね。グミ作りを成功させるには、いくつか気を付けるポイントがあります。ここでは、グミ作りを失敗しないために押さえておきたい注意点を解説します。
ゼラチンは沸騰させないように注意する
ゼラチンは沸騰させると凝固率が下がり、固まりにくくなります。また、高熱によってコラーゲンが変性すると、獣臭のような臭みを感じることもあるでしょう。
ゼラチンを適度に溶かすには、約50~60℃くらいのお湯がベスト。しっかり加熱したほうがよく溶けるような気がしますが、温度は70℃以上にならないよう気を付けましょう。
ゼラチンは静かに混ぜる
空気が入らないよう、ゼラチンは静かに混ぜましょう。特に粉ゼラチンではなく板ゼラチンを使う場合、大きいままだとなかなか溶けないこともありますが、激しくかき混ぜるのはNGです。
ゼラチンを混ぜる際にできたダマは冷やし固めてもそのまま残り、食感が悪くなります。板ゼラチンでグミを作るときは、小さくちぎってから溶かすと良いでしょう。
しっかり冷やして保存する時も冷蔵庫で
ゼラチンの凝固温度は20℃以下なので、直射日光が当たる場所や温度が高い場所にグミを置いておくと、ドロドロに溶け出してしまう可能性があります。特に暑い時期は常温でも溶けやすいので、要注意。数時間程度なら溶けない場合もありますが、市販のものと同じように美味しく食べたいときは、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
なお、手作りグミは市販品のような保存料が入っていないので、長期間の保存はおすすめできません。せっかくのグミを美味しく食べるためにも、手作りグミは作った当日、あるいは翌日までに食べきりましょう。
配信: くらしマグネット