5、モラハラをする父親がこれ以上増えないために
父親がモラハラ人間であった場合、子どもにも連鎖してしまうことが多いです。
息子は、自分もモラハラ父になりますし、娘はモラハラ人間を伴侶に選んでしまうのです。
このような「モラハラの連鎖」を断ち切るためには、自分にそのような傾向があることを認識して、同じ過ちを踏まないように、慎重に家庭を築くことです。
たとえば、娘の場合、結婚相手を選ぶとき、上記のモラハラ人間の特徴やモラハラ父のような行動をしない人を慎重に探しましょう。単純に優しいだけではなく、人の話を聞ける人、自分の非を認められる人、お金に異様に細かくない人、弱い者に対して優しい視線を持っている人を選びます。
息子の場合には、家庭を作るとき、妻や子どもに対する配慮を忘れないようにして、必要以上に妻や子どもの意見や言葉に耳を傾けるようにすると良いです。家族にお金を使うことも惜しまないようにしましょう。自分が間違っていたり悪いことをしたりしたら、進んで謝りましょう。
まとめ
モラハラをする父親の元で育つと、子どもも辛い思いをしているものです。
しかし、モラハラの連鎖は断ち切ることができるものです。
まずは、自分もモラハラ被害者であることを自覚して、できるだけ追い詰められないように、モラハラをする父親とは適度な距離感を持って上手につきあいましょう。
監修者:宮本健太弁護士
【経歴】
立教大学法学部卒業
東京大学法科大学院修了
司法修習(東京)修了
【専門分野】
交通事故のほか、労働災害事件、夫婦間の問題、労働問題などの一般民事事件を主に担当しています。
ご依頼者様の利益を最大化させることを念頭に、職務に取り組んでおります。
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