りんごの賞味期限はいつまで?常温や冷蔵で長持ちする保存のコツも解説【管理栄養士監修】

りんごの賞味期限はいつまで?常温や冷蔵で長持ちする保存のコツも解説【管理栄養士監修】

賞味期限を見抜く!傷んだりんごの特徴

食べられる期限を過ぎてしまった、傷んだりんごの特徴を知っておきましょう。

・表面が変色している
・汁が出ている
・ぶよぶよしている
・変なニオイがする
・乾燥して全体がしぼんでいる
・カビが生えている
・切ると茶や黒に変色している

表面に問題がなくても、切ると中身が変色していることもあります。

これはりんごの蜜の部分が腐敗している場合や、りんごの芯のカビが広がった場合に起こる変色です。

これらのサインがみられるものは食べられないため、残念ですが廃棄しましょう。

これはセーフ!また食べられるりんごの特徴

以下のりんごはまだ食べられる可能性があります。

・表面がベタベタしている
・傷のまわりだけなど一部が変色している

表面がベタベタしているのは、りんごが完熟した証拠で、傷んだサインではありません。
完熟するとりんごの内部から脂肪酸がしみ出してきて、皮に含まれるロウ物質を溶かし、ベタベタとした感触になります。

またりんごの傷のまわりだけなど、一部だけが傷んでいるものは、切り取れば食べられる場合もあります。
ほかに傷んだ様子がないか確認して判断するようにしましょう。

食べられるかどうか悩んだときはどうする?

明らかに傷んでいるとはいえないものの、食べられるかどうか悩む場合もあるかと思います。

先ほどの傷んだサインをもとに慎重にチェックし、少しでも様子がおかしいと思った場合は廃棄したほうが安心です。

少し時間が経ったものは、コンポートやジャムなどにしてしっかりと加熱して食べるのもよいですね。

またりんごが傷んで食べられなくなる前に、大量消費できる方法を試してみて、ムダなく食べきるようにしましょう。

りんごの大量消費アイデアをこちらの記事で紹介しています。


今日からできる!りんご大量消費”簡単でおいしい”アイディア&レシピ10選【管理栄養士監修】

りんごがたくさんあって、使い切れずに困っていませんか?
傷まないうちに食べ切りたいものですが、なかなか減らなかったり飽きてしまったりしてしまいますよね。
今回の記事では、そんなときに役立つ「大量消費アイデア&レシピ10選」をご紹介します!
簡単な方法ばかりなため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

りんごの加工品の賞味期限は切れても大丈夫?

りんごジュースやりんごジャムなどの加工品には、賞味期限が記載されています。
賞味期限とはおいしく食べられる目安の期限を示したものであり、過ぎたからといってすぐに食べられるわけではありません。

食べられるかどうかの見分け方の例をご紹介します。

りんごジュース

りんごジュースは未開封で適切な保存方法をしていれば、賞味期限が切れても飲める場合があります。
これは100%の濃縮ジュースでもストレートジュースの場合でも同様です。

どのくらいまで大丈夫とはいいにくいものですが、色やにおいなどを確認し、慎重に判断しましょう。
大幅に過ぎてしまったものは、処分したほうが安心です。

ビンのりんごジュースでは、まれに沈殿物が溜まることがあります。
これは果肉成分が沈殿したものであり、心配のないものです。
よく振って飲むようにするとよいでしょう。

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