かぶは、漬物やみそ汁など、和の食材のイメージが強いですが…なんと、カルパッチョ風にすれば、映える一品が、即できちゃうんだとか。その名も「かぶパッチョ」。インスタグラムで、野菜のあたらしい食べ方を日々発信している農業女子が、オススメするなら間違いないでしょ♪ということで、一丁作ってみましょう!今夜のお酒のおつまみはこれで決まり♪
【農家直伝】白さの極み「かぶのミルクポタージュ」作ってみた!クリーミーで繊細な甘さ…隠し味は生米!?
レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市の「メゾンやまて」でかぶや、セロリ、白菜などを栽培している高越友紀さん。
「冬は寒く、霜が降りる中で、収穫したかぶを冷水で1つ1つ洗うのは、農家にとっては大変な作業です。でも、この時期のかぶは、甘みが増していちばんおいしいんです。ぜひカルパッチョ風にして、生で味わってほしいですね」(高越さん)
かぶを堪能するなら…「かぶパッチョ」♪
材料(2人分)
かぶ…中1個(約100g)
かいわれ菜…20g
生ハム(スライス)…4枚
オリーブオイル…適量
塩・黒こしょう…各適量
作り方
1. かぶは皮を剝き、丸ごと薄くスライスする。
2.ボウルに1を入れ、塩(分量外・小さじ1/4)をふって5分ほど置きしんなりさせる。
3.かぶは軽く水で洗い、キッチンペーパーで水気をふきとる。
4.生ハムは、食べやすい大きさに切る。
5. 皿に3のかぶと4の生ハム、かいわれ菜を盛りつけ、オリーブオイルをかけ、塩、黒こしょうで調味すれば完成。
「かぶで生ハムとかいわれ菜をくるっと巻いて食べてみてください。かぶの甘味と生ハムの塩気があいまって、ワインが進みますよ!」(高越さん)
生ハムの代わりに、スモークサーモンを使うのもおすすめだそう。かぶはクセがないので、合わせる具材は何でもOK。
一口でさまざまな食感と味わいが楽しめるので、自分好みの味を見つけてくださいね。
新鮮&おいしいかぶを選ぶコツ
かぶは、大根などど同じ根菜類ですが、実は、わたしたちが食べている白い部分は、根ではなく茎(胚軸)なんだとか。
「鮮度のいいものは、この茎の部分の肌が、白いんです」と高越さん。収穫から時間が経つと、ここが黄色っぽくなってしまうそう。
「農産物直売所などでは、葉付きで売っていることがありますが、迷わず購入をおすすめします!葉は茎の部分以上に、ビタミンやミネラル、β-カロテン、食物繊維が豊富。新鮮なものは、この葉がシャキッとしているので、選ぶ基準にもなりますよ」(高越さん)
今が旬のかぶ、ぜひその甘味を生で味わってみてくださいね。
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/
配信: あたらしい日日
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