婦人科検診を受けるときの注意点
子宮頸がん検診を受ける際、気をつけたいのは受診時期です。腟内を検査するので、月経期間中は検査を受けることができません。また、もう1つ気をつけたい時期があります。
ハニーさんが初めて子宮頸がんを受けたとき、ちょうど排卵期に差しかかっていました。このときの検査で、子宮内にポリープがあるかもしれないと判明しましたが、排卵期間中は子宮内膜が厚くなっており、子宮内の様子が見えづらく後日再検査になってしまいました。
ハニーさんの検査を担当したお医者さんいわく、「月経終了直後が検査のベストタイミング」だそう。なるべくこの時期に合わせて検査を受けられるといいですね。
どんなときに受診するべき?
気になるポリープの検査結果ですが「異常なし」だったそうで、特に治療の必要もなく経過を観察することになりました。しばらくは検査の必要もなくハニーさんも歓喜!
苦手な婦人科検診を短期間で3度も受け、心身ともにダメージがあったハニーさん。「なるべくなら避けて通りたい」と感じながらも、ポリープが見つかったことで「検査のおかげで異常に気づけてよかった」と思っているそう。今後も婦人科系の定期検診は受け続けていくと言います。
最後に、定期検診以外で婦人科を受診したほうがいいタイミングについて教えてくれました。
月経に異常がある場合や、何か症状が出ている場合は迷わず受診してほしい、とハニーさんも伝えています。小さな異常を放っておくと、後々大きな病気につながってしまうことも……。
妊娠中や産褥期、閉経後をのぞき、3カ月以上生理がない場合「続発性無月経」の可能性があり、適切な治療が必要です。
状況によっては内診が必要な場合もあり、少し抵抗があるかもしれませんが、自分の体を守るためにも思い切って受診しましょう。
※頻発月経とは:正常な月経周期は25〜38日と定義されていますが、月経周期が24日以内で頻繁に生理がある状態のことです。ホルモンバランスの乱れ、卵巣機能の低下などが原因と考えられます。
「おまたを広げて腟内を見られる」というのは、たとえ検査だとしてもドキドキソワソワしてしまいますよね。さらに子宮頸がん検診では、腟内に器具を挿れるので痛みや不快感から「絶対イヤ!!」と思う方も多いです。
しかし、「子宮頸がん」の場合は初期症状がほとんどないと言われており、病気の早期発見のためには定期的な婦人科検診の受診が欠かせません。また、ハニーさんのように検査を受けたことで異常が見つかり、早めに対処できることもあります。
定期的に検査を受け、自分の体と向き合いながら健康的なライフスタイルを目指したいですね!
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画像提供・協力/ハニーちゃんねる
参考/東京都福祉保健局 、日本医師会 、国立研究開発法人国立がん研究センター
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配信: ベビーカレンダー(ライフ)
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