
●亭主関白チェックリスト!
亭主関白かどうか判断するには、見た目だけではわかりません。いわゆる“草食系”の旦那でも、じつは頑固でわがままなんてこともありますよね。そこで、亭主関白チェックリストを紹介します。あなたの旦那さんはいくつ当てはまる?
□亭主関白チェックリスト
1)古い価値観が残っている(「女性はこうあるべき」など)
2)マザコン気質である
3)自分が大好きなナルシスト
4)家庭的なものが好き
5)格闘技や筋肉などの強いものに憧れている
6)自分の意見を曲げない頑固者
いかがでしょうか? 当てはまる項目が多ければ多いほど、亭主関白レベルが高いそうです。
●ママたちが抱く“亭主関白”のイメージとは?
「もしかして、亭主関白?」と感じる瞬間は、どんな時なのでしょうか? ネット上に散見された、女性目線の意見を紹介します。
□古い価値観
「絶対に奥さんは専業主婦がいいと言い張っている」
「女性とはこうあるべきと自分のなかでルールがある」
「自分より立場が弱い人に偉そうな態度をとる」
男女問わず、人はそれぞれ違い、多様性に富んでいるのが当たり前ですよね。しかし、昔ながらの考え方で、「女性とはこうである」と勝手に決めつけている傾向があるのだそう。また、男尊女卑的な考え方から抜け出せず、「男は偉い!」と勘違いしているという厳しい意見も…。
□マザコン気質
「実家にお邪魔した時、母親が全部やっていた」
「お母さんに頼って生活するのが当たり前だと思っている」
意外にも、マザコン男と亭主関白を結びつける女性は多い様子。身の回りのお世話を全部やってもらって生きてきた人は、「女性にやってもらって当然」という考えがある、というのが理由だそうです。
□自分が一番タイプ
「ケンカしても絶対に謝らない人」
「自分の意見が通らないとキレて、機嫌が悪くなる人」
何でも自分の思い通りにコントロールできると思い込んでいる人は、結婚生活においても同様。女性を思い通りにできると思っているという意見が多い印象。
●亭主関白の豆知識!
亭主関白という言葉には、“男らしく寡黙”で“頑固”、妻が“3歩後ろで”などのイメージがありますよね。しかし、全国亭主関白協会によると、それは間違いなのだそう。
そもそも「関白」は、天皇に次ぐ第2位の補佐役。また、「亭主」はお茶を振る舞う人、もてなす人という意味なのだそう。つまりそれを考慮すると、亭主関白とは、妻をもてなし、補佐する役目ということになるそうです。
亭主関白という言葉がどんな意味であっても、やはり夫婦の関係は対等であるべきですね。とはいえ、改善するのはなかなか難しいと思います。亭主関白の特徴を抑えて、賢く対応するのが、得策かもしれませんね。
(文・明日陽樹/考務店)