
●パパの子ども嫌いの理由は「わからない」
子どもが苦手なパパ。その理由は、「どう接したらいいかわからない」というケースが多いのだそう。子どもに関心がないのではなく、接し方がわからず、とまどってしまうパパは少なくないようです。
まずは、パパが持っている子どもへの苦手意識を払しょくすることが、先決かもしれませんね。
●パパの子ども嫌い克服はきっかけが大切
一般的に、まだまだ女性が主導の子育て。パパは会社にいる時間が長く、子どもと接する時間はあまりない家庭が多いです。しかしそれでは、子ども嫌いが余計に大きくなってしまいますよね。ネット上では、子どもが苦手だったパパが子ども嫌いを克服した“きっかけ”について、たくさんの意見が散見されました。
妊娠中は、どんどん大きくなっていくお腹に、「ママになるんだ」という実感が湧く人は多いです。しかし、パパには何の変化もないので、パパとしての自覚は芽生えにくいと言われています。子どもに慣れるきっかけとして、甥っ子や姪っ子、友だちの子どもで疑似パパ演習する人は多いようです。
●達成感が自信に!
自分の子どもが生まれたら、嫌でもお世話をする機会はやってきます。最初はビクビクしながらやっていることも、子どもが笑ったり、声を出したり。自分がやっていることの成果と子どもの成長を感じることで、徐々にパパとしての自覚が芽生える人は多い印象。
とくに、ママが体調不良で入院してしまったなどの緊急事態になると、底力を発揮するパパが多いようです。試練を乗り越えたという成功体験が、子育ての自信につながっていくのかもしれませんね。
●「パパも楽しみながら」がポイント
子どもと大人では、楽しいと感じることは違いますよね。自分の幼少期を振り返ると「よくあれで楽しめたよなぁ…」と思うような遊びもあったのではないでしょうか。とくに、子どもは同じことを何度も繰り返します。しかし、それが大人にとっては苦痛の種になることも…。
そんな時は、毎回テーマを変えることを意識するとよさそう。たとえば、粘土やブロックなど何かを作る遊びの場合は、「何を作るか」を決めてやるといいのだとか。今日はお城、明日は食べ物など、完成形を変えることで、同じ遊びのなかにも変化が生まれますよ。
また、子どもの遊び相手と思わず、自分も一緒に遊んでいる感覚でやると、なお楽しめそうです。
子どもに対して苦手意識を持っているパパ。しかし、子育ては何か特別なことをしなければいけないわけではありません。まずはパパも子どもも楽しめる遊びをみつけることから始めませんか?
(文・明日陽樹/考務店)