婦人科で診断された結果とは
3週間経っても少量の不正出血は続き、下腹部に痛みも生じるようになりました。ネットで調べると子宮体がんの症状によく似ています。数カ月前にがん検診を受けた際には異常なしと診断されましたが、不安になった私は再び婦人科を受診。すると、医師からは「がんの可能性もゼロではない」と言われ、再度、子宮体がんの検査を受けることになったのです。エコー診断によると卵巣が小さくなっていたようで、採血をしてホルモン検査もしてもらいました。
検査の結果がわかるのは10日後。結果が出るまで落ち着かない日々でしたが、病院から処方された止血剤を飲むと、嘘のように出血が止まりました。止血剤の効果とわかっていても、長く悩まされていた出血がなくなり、ホッとしたことを覚えています。
そして10日後、検査結果を聞くために病院を受診すると、子宮体がん検査は異常なしとのこと。ただ、採血でわかったホルモンの数値は正常範囲ではありませんでした。医師いわく、「このまま生理がなくなっても全然おかしくない数値だよ」と言うのです! 長期間の不正出血は更年期の女性ホルモンの乱れが原因だったようで、私の体はすでに閉経間近とのことでした。
こんなに早く閉経を迎えるとは予想しておらず、思わず「本当ですか?」と大きな声で聞き返してしまった私。少しショックではありましたが、生理不順や不正出血の原因が判明してスッキリした気持ちも大きかったです。原因がわかった安心感からか、それ以降、不正出血はまったくありません。
閉経間近とのことですが、まだ40代ということもあり、生理が続く可能性もあると医師には言われています。とはいえ、更年期真っ只中であることは間違いありません。これから更年期症状が出てくるのが不安ではありますが、少しでも元気に快適に生活を送れるよう、体調を整えていきたいと思っています。
著者/田原知美
イラスト/かたくりこ
監修/助産師 松田玲子
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配信: ベビーカレンダー(ライフ)
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