白菜のおいしい活用術
もちもち絶品!白菜焼き
外側はカリッ、中はもちもちっとした食感がたまらない「白菜焼き」。
奥田和美さん(@kazumiokuda)の自信作で、奥田さんのだんなさまが「毎日これでいい」と言ったほどのおいしさなんです。
使う材料は白菜だけとシンプルなのもうれしいポイントで、白菜が驚くほど甘くなるんですよ。そのまま食べてもいいけれど、ポン酢やマヨネーズがよく合います。
さっと簡単に作れるので、すぐに飲みたいときのおつまみにもぴったりですよ。
材料
・白菜(細かく切る)……1/8個
・サラダ油……大さじ3
【A】
・薄力粉、片栗粉……各大さじ2
【B】
・薄力粉、片栗粉……各大さじ2
・水……大さじ4
・鶏がらスープの素……小さじ1/2
・塩……小さじ1/4
作り方
1. ボウルに白菜を入れてAを加えて全体をよく和えたら、混ぜたBを加えてさらに和える。
2. サラダ油を中火で熱したフライパンに1をお玉1杯分くらいずつを入れて形を整えて焼く。
3. 固まって焼き色がついたら裏返し、フライ返しで表面をギュッと押さえてこんがり焼く。
ポイント
・フライパンに入れたら固まるまで触らない。
・お玉に入れる前に都度混ぜる。
・くっつくのでそれぞれを離して焼く。
・裏返したらギュッと押す。
・おすすめのつけダレはポン酢、マヨネーズ、ポン酢×マヨネーズ、ソース×マヨネーズ。
レシピ出典:Instagram(@kazumiokuda)
豚バラと白菜のトマトカレーチーズ煮込み
Instagramでワインに合うごはんを発信している、しげたくこと、Takuya Shigetaさん(@t.shigeta.0584)。
こちらの「豚バラと白菜のトマトカレーチーズ煮込み」は、フライパン1つで簡単に作れて赤ワインと相性抜群な一品。
フライパンに豚バラ肉と白菜を入れたら、トマト缶やコンソメ、カレー粉などを加えて煮込むだけ。柔らかく甘みのある白菜と旨味たっぷりの豚バラ肉にトマトソースがよく合います。トッピングしたチーズのコクもたまりません!
材料や作り方は、しげたくさんのInstagramの画像をスワイプしてチェックしてみてくださいね。
とろ旨麻婆白菜
麻婆といえば、お豆腐や茄子、春雨が定番ですが、白菜もよく合います。クタクタになった白菜が味わい深く、余りがちな白菜の芯までおいしく食べられますよ。
鶏ひき肉を使って作る、カリニ彩さん(@felicehippo)の「麻婆白菜」は、ご家族みんなが「おいしい!」と絶賛! 豆板醤は入れていないので、辛いのが苦手な方やお子さんでも食べられます。
鶏ひき肉を豚ひき肉に代えたり、豆板醤を加えたりと、お好みに合わせてアレンジしても!
材料(2人分)
・鶏ひき肉……150g
・白菜……200g
【A】
・味噌、醤油……各大さじ2
・水……200ml
・砂糖……大さじ1と1/2
・にんにくチューブ、生姜チューブ……各小さじ1
・片栗粉……大さじ1(同量の水でとく)
・ごま油……少々
作り方
1. 白菜は3cm幅のざく切りにする。
2. フライパンに油大さじ1を中火で熱し、鶏ひき肉を炒める。ひき肉の色が変わったら白菜を加えて2分程度炒める。
3. 混ぜ合わせておいたAを加えて軽く煮立たせる。一旦火を消して同量の水で溶いた片栗粉を少しずつ、ダマにならないよう注意しながら加える。火を再びつけてとろみがつけいたら火を消す。
4. 塩こしょうで味を整え、ごま油を加えて香りづけする。
ポイント
・鶏ひき肉→豚ひき肉でも代用できます。
・水溶き片栗粉を加える際、火を止めてからヘラで混ぜながら加えるとダマになりにくいです。
・豆板醤を加えればさらに本格的に!ひき肉を炒める際に一緒に炒めてください。わが家は小さい子どもがいるので、取り分けてから後入れしています。
レシピ出典:Instagram(@felicehippo)
白菜と豚肉のカニカマとろみあんかけ
白菜と豚バラ薄切り肉、カニカマを使ってささっと作れる、まいのごはん。さん(@maino_gohan24)の「白菜と豚肉のカニカマとろみあんかけ」。
フライパンに具材と調味料を入れたら蓋をして蒸すことで、白菜の甘みがじゅわ~っと引き出されるのだとか。
豚肉とカニカマの旨みと相まって、ごはんがどんどん進んじゃうおいしさ。子どもウケも抜群ですよ。
材料(2~3人分)
・豚バラ肉薄切り……200g
・白菜……1/8個(350g)
・カニカマ……5本
【A】
・顆粒鶏ガラスープの素……大さじ1
・酒……小さじ2
・しょうゆ……小さじ1
・水……250ml
【B】
・片栗粉 、水…手各大さじ1と1/2
・ごま油……小さじ1
・塩、こしょう……各少々
作り方
1. 豚バラ肉薄切りは食べやすい大きさに切る。白菜は根元を落としてざく切りにする。カニカマは食べやすい大きさにほぐす。Bは混ぜ合わせる。
2. フライパンにごま油大さじ1をひき中火で熱し、豚肉を入れて炒める。
3. 色が変わったら、白菜、カニカマ、A を加え、蓋をしたら中火で5分ほど煮込む(途中かき混ぜる)。
4. B を少しずつ回し入れて、全体にとろみをつける。ごま油を回し入れ、塩、こしょうをして味を調える。
ポイント
・具材、調味料を加えて蓋をしたら、途中かき混ぜて全体に味を馴染ませます。
・水溶き片栗粉を加えたら、1分ほどとろみがつくまで中火〜強火で熱します。必要であれば塩、こしょうで調えてください。
・お好みでラー油を加えても。
・豚肉は、豚こま肉で代用しても。
・3〜4週間ほど、冷凍も可能です。
レシピ出典:Instagram(@maino_gohan24)
白菜たっぷりサンラーあんかけ丼
白菜をたっぷり1/4株(500g)使った、橋本彩さん(@ponkotsu_0141)の「白菜たっぷりサンラーあんかけ丼」。すっぱすぎないから食べやすく、量も3~4人分しっかりあるので、ご家族みんなで楽しめます。
調味料を入れてとろみをつけた後に溶き卵を入れているので、白菜と卵が絡み合ってとろ旨に!
溶き卵を加える際は、「火を弱めずにしっかり熱いあんの中に溶き卵をまわし入れ、ひと呼吸おいてからやさしくほぐすように混ぜると、卵がふんわりとしたあんかけになります」とのことでした。
仕上げにラー油をかければ、大人も大満足な本格的な味わいになりますよ。材料や作り方は、橋本さんのInstagramの画像をスワイプしてチェックしてくださいね。
白菜のクリーミーグラタン
クリーミーな味とよく合う白菜は、グラタンにするのもおすすめ。
グラタンはベシャメルソースを作るのが手間ですが、越野美樹さん(@fujinoniji)のやり方ならわざわざ作らなくても、鍋とオーブンで温めるだけでOKなんです!
やわらかい白菜となめらかなソース、香ばしいチーズが三位一体となった味わいは絶品。2人分で白菜をたっぷり400gも使うので、白菜を大量消費したいときにもぜひどうぞ。
材料(2人分)
・白菜……4枚(400g)
・オリーブオイル……大さじ1
・薄力粉……大さじ3
・塩……ひとつまみ
・醤油……大さじ1/2
・豆乳もしくは牛乳……200ml
・粉チーズ……40g
・こしょう……少々
作り方
1. 白菜は一口大のざく切りにする。
2. 鍋を中弱火に熱してオリーブオイルを入れ、白菜を加えて炒める。
3. 全体に油がまわったら、塩、醤油を入れてしんなりするまで3分ほど炒める。
4. ボウルに薄力粉を入れ、豆乳もしくは牛乳を少しずつ加えながら泡立て器で混ぜる。
5. 3に4を入れて弱火にし、木べらなどで混ぜながら、温まってとろみが出てきたら耐熱皿に入れる。
6. 粉チーズとこしょうをふって200℃のオーブンで10分焼く。
ポイント
・薄力粉に豆乳もしくは牛乳を入れるときは、特に最初は少しずつ入れるとダマになりにくいです。
・鍋に上記の液体を入れたら弱火にすると、ダマになりにくいです。
・オーブンがない場合は、トースターでもOK。
レシピ出典:Instagram(@fujinoniji)
豚こまと白菜のあんかけうどん
白菜はうどんの具材としてもおすすめ。とろとろに煮えた白菜が、もちもちのうどんとよく合います。
あいのおうちごはんさん(@ai.ouchigohan)は、豚こま肉やねぎと合わせてあんかけうどんに。
白菜の甘みが溶けだしたつゆは思わず飲み干したくなるおいしさで、とろ~っとしたあんかけが体をぽかぽかと温めてくれます。
レシピではドイツアルプスの岩塩「アルペンザルツ」を使用していますが、おうちにあるお塩でもOKですので、気軽に試してみてくださいね。
材料(2人分)
・冷凍うどん……2玉
・豚こま肉……100g
・白菜……2~3枚(150g)
・ねぎ……1/2本
【A】
・水……900ml
・白だし、みりん……各大さじ2
・醤油……大さじ1と1/2
・アルペンザルツ、鶏ガラスープの素……各小さじ1
【B】
・片栗粉……大さじ1
・水……大さじ2
作り方
1. 白菜は細切りにし、ねぎは斜め薄切りにする。
2. 鍋にAを入れて煮立たせ、豚肉と1も入れて煮込み、灰汁が出たら取り除く。
3. 全体に火が通りクタッとなったら冷凍うどんも入れて、表示通りに茹でたら合わせたBを入れてとろみを付ける。
ポイント
・ゆでうどんを使用する場合には、茹でてから器にもり、あんかけをかけてお召し上がりください。
レシピ出典:Instagram(@ai.ouchigohan)
白菜は茹でたら汁ごと味わおう!
9割以上が水分といわれている白菜。あっさりとしたクセのない味わいで、どんな食材とも合わせやすいのが特徴です。
カレーやシチューに入れたり、キャベツの代わりに餃子に入れたりしてもいいですね。
ちなみに、白菜に豊富に含まれるビタミンCは水溶性のビタミン。茹でると栄養素が水に溶け出してしまうので、鍋料理や煮込み料理など、汁ごと味わえる料理がおすすめです。
甘みが増して価格も手ごろになる旬の時期こそ、白菜をさまざまな料理で活用しましょう!
配信: おうちごはん